2005年07月28日

ドラゴン桜が東大を難しくする

 風呂の湯船に浸かっていると、両手を湯船の底について簡単に体を水面まで浮かべることができます。そのまま両手を放すと体が沈んでいきますが、腰が底につくまでの瞬間の感覚にはある種の快感を伴います。逆らいようの無い重力に身を委ねている。両手をついて体を持ち上げるときに勢いをつけると落ちるときに顔から足までが横一線に沈んで行くのがまた良くて、三回目尻が浮く程に勢いをつけて両手を離したところ、頭からさかさまに沈んで、自分の体が邪魔で溺れそうになりました(といっても足は水面からでているので溺れると言うのか分かりませんが)。狭い湯船に大きな体がかぶさっては逃げ場がありません。真似しようと思った人は気をつけてください。
 この年になって初めて溺れそうになってその怖さを(多少なりとも)肌で感じたLG18ですこんばんわ。

 売れてます。ドラゴン桜。F4の写真集に劣らないくらいよく聞かれます。このリンクへ飛んで思わず「うわ、キモっ」って声に出そうな位思った方はきっと私と気が合う方だと思います。(声に出した方は行き過ぎです)
 で、オビなんかにも書いてある「これで東大に受かりやすくなった」っていうのは、どうなんでしょう?

 まず私は漫画もドラマも一切見てないので内容を知りません。なので仮に「ドラゴン桜を読む=東大に受かりやすくなる」と仮定しましょう。これはオビの内容にも沿うものです。しかしこれは矛盾しています。
 要するに、東大の定員は動かないわけです。とすれば、たとえば受験者全員がドラゴン桜を読んでいる場合、「受かりやすさ」は全く変わらないはずです。オビの言葉を合理的にしようと思えば、ドラゴン桜を読んだ受験生に特別に合格枠を設けるなどの措置を取らなければならないことになります。
 書いてしまえば当たり前のことですが、「これを読めば読まなかった場合に比べて)東大に受かりやすくなる」というのが正確です。「飲めば痩せる」というダイエットドリンクとは違うということです。

 オビの言いたいこと(「東大=難しい・凡人には無理」というイメージを払拭した功績は大きいという意味でしょう)が分からないわけではありません。私の言っている意味を当然含んでいることも承知しています。私の言うことは他人から見れば屁理屈ということになることも。
 でもねぇ。
 東大に受かろうかと言う人がその程度の論理力で足りるんでしょうか? それとも東大に受かるためにはこの程度の論理力で足りる位簡単だと言いたいんでしょうか?
 それに私からすれば、前者の主張もやっぱり矛盾してると思うんですよね。ドラゴン桜によって(イメージが払拭されて、かつ効果的な学習方法を確立して)東大を志向する人間が増えたとすれば、その分難しくなるんじゃないですか? 相手は東大ではなくて受験生なんですから。

 というわけで、ドラゴン桜が(内容を伴うものであるほど)東大を受かりにくくする、と考えるのが論理的だと思います。東大を目指す人ならこの程度はわかりますよねえ。


posted by LG18 at 21:59| Comment(2) | TrackBack(2) | 思うこと・主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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