2006年01月12日

ナビゲーターズ・ハイ

 友人が探していた「やさぐれぱんだ」という本を仕事場で見つけたので立ち読みしましたが、所詮は素人、吉田戦車には及ばないですね(あまり良く言わないもんだからリンク等の情報提供はしない)。たとえば、「パンダのくせに上野を知らず、か」というくだりがありますが、カニとジャンケンしてパーを出したカニにグーで負けた人間が「カニのくせに」と呟く(吉田戦車の作品)のと普遍性のレベルが違う。一言でいえばパンダは白浜にもいるし、くわえて関東以外の人間には上野なんて縁もゆかりもないんだから笑える土台がない。全国ネットで東京の料理屋しか紹介しないマスコミと同じ不届きを感じました。作者の責任ではないですが、これが関西ベース(早い話が白浜)だったら本にはなっていないでしょうね。そう思わせるあたりが白けるんです。
 ――というようなことを友人に言ってやろうと思ったら、すでに別の本を探してました。「八犬伝」。(よその店で)店員に在庫を尋ねたら、「誰が書いたやつでしょうか?」と聞かれた。滝沢馬琴以外にいるのかよ。(いるんですか。へええ、そりゃ大変失礼しましたとさ)
 からむからむ関西人、客寄せはできないやさぐれLG18ですこんばんわ。上はこれをやるためだけのものであり、決して愚痴や野次の類ではありません、ねんのため。

 白浜といえば、先日友人と行ってきました。ひとっ走りで。

Z3と円月島

 Z3(BMのオープン2シーター)の右に乗れる日が来るなんて、持つべきものは友ですね。左ハンドルでマニュアルという、筋金入りのバカに乾杯です。
 もちろん(私が)うれしがってオープンで走ってもらったんですが、寒いのは最初だけで、案外あったかいものです。こんなものは乗ってみないと分からない(うへへ)。
 屋根をつけて高速にのったあとは(私が)思うように飛ばしてもらいました。それまで友人は80km/h以上は出さない主義だったそうですが、私の口上と前を行く車がどんどん避けていくので、ノリやすい友人は目を吊り上げて笑いながらアクセルを踏んでました。スルーして下さって構いませんが、車が喜んでる気がしました。普段「あんなアホみたいに飛ばして何がええんやろ」って言ってるけど、そのアホの気持ちがわかったわ、と二人で笑い転げてました。

 私「80以上出さんのになんでBMやねん」
 友「低速でオープンを楽しもうかな、って」
 私「それもいいけど、それだけじゃあまりにもったいない」
 友「そっかあ、せやんなあ。はははは」
 車「ふーん」
 私「うおおおお!」
 加速度が(普通の車と)段違いです。正直ここまでとは思いませんでした。

 思えば私は友人にロクなことを教えてません。西村京太郎が好きだという出不精な人を旅に連れ出して以降旅に狂わせたり、バクチを打たない友人に花札を教えてハマらせたり、友人の描いた小説にもっともらしいコメントをつけてますますのめりこませたり。今回も安全運転が信条の友人にBMを飛ばさせたし。
 私は決して強要などしませんよ。ただ彼らに渦巻いてる欲求の扉を一度だけ、ノックするだけです。そうすることが自分にとって楽しいから。今回も急カーブを130で走ったり、自分で抑制が効かないだけにかなりの恐怖を伴いましたが、そこはそれ、楽しむためのスパイスです。

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posted by LG18 at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常・全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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