2006年01月19日

「あんな奴、死んで当然だ」って、言うじゃない?

 少しご無沙汰でした。雨の中を傘もささずに走って軽く風邪をひいてますLG18ですこんばんわ。いい加減半角か全角か統一しろって話ですが。

 随分長い間記事を書いていないように感じて、半ば発作的に書き始めています。風邪をおして無理に書く理由もないのですが、それまでサボっていたことで何かに追われているようです。これも貴重な体験です。
 ネタは溜まっていく一方で捌ききれないフラストレーションもあるにはありますが、こんな日に使ってもモノにはならないので、一番用意できてない題材を使います。

 最高裁、宮崎勤に死刑判決。

 ヒューザーの社長の国会での証人喚問や神戸の震災を抑えてのトップニュースってやつですね。
 判決自体に異論はありませんが、あまりに偏った見解がこれほどまでに通用しすぎると、危惧を感じざるを得ないです。

 「あんな奴、死んで当然だ」「今までのうのうと生きてるなんて」って言う人(特に50代以上の人に多いと思うんですが)のほとんどは事件および捜査や公判とは無関係で、被告人と面識すらないわけですが、その事実に相応するポリシーやプライドを持って「死んで当然だ」と言ってるんでしょうかねえ。それがまた「ゲームで簡単に人を殺すから人の命の重さが分からないんだ」とか言う人の口から出て来たりするものだから、私にとってはさっぱり意味がわからんのですが。
 伝わらない人に痛い喉をからしてまで言うつもりもありませんが、私とて面識すらない宮崎某の肩を持つつもりも義理もありません。ただ、罪は裁かれるべきであるという主張と、某が殺されるべきであるという主張は別問題です。

 裁判官が言い渡す「被告人を死刑に処する」と、被害者の関係者の言う「死刑は当然だ」と、それらの報道と、あなたの言う「死んで当然」は、その全て、持つ意味が違います。当たり前のことです。
 でもその当たり前のことすら、どうも分かっていないらしいのが首相をやってる国のことなので、どうにも不安です。

 はっきりいって、見も知らぬ他人が死刑になろうと知ったこっちゃない。
 ただ私が恐れるのは、言われなき罪で自分が殺されるのみ。

 「いつか自分が加害者になった時のために、今から加害者の立場を有利にしておこう」今回私の意図が汲めない、受け入れられない、という方は、そのように理解して頂いて構いません。人道主義者の人権擁護主義者のと、漢字のかたまりで括られるよりはそっちの方が余程近いです。
 マラソンを0秒で走ることは不可能だけど、蚊を殺したら死刑っていう世の中は、不可能ではない。

 今日の一句
posted by LG18 at 23:58| Comment(5) | TrackBack(0) | 思うこと・主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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