分類分けについて、自分で設定する「カテゴリ」以外に、ブログ自体にも「ジャンル(分け)」というのがあるのですが、たくさんのジャンルが用意されているにも関わらず、自分の記事は(趣味で書く音楽や小説について以外の)ほとんどがどれにも当てはまらなくて、最近では放棄しています。ジャンル分けは宣伝のためであって強制ではないので。
それは自分で設定した「カテゴリ」でも同じことで、複数にわたる場合もたびたびあります。これもやはり強制ではないので、「全般」というカテゴリを一つ設けてそこへ全て放りこんでおけば済むことなのですが、読者のためとか、後で自分が見たときの便宜のためとかより(実際カテゴリを利用する読者はきわめて少ない)も、使いこなしたい機能であると自分が考えるから、どうしても拘ってしまいます。
小説でも音楽でも、ジャンル分けというメディア側の便宜にノセられて安易に手を出すのは好きじゃないし、それに甘えている作品も(基本的に)嫌いです。ミステリーや時代小説を好まない一因でもあります。「本格」という接頭語がいけない。どだい無能だし、集団でオナニーごっこをしてるようにしか見えないから。
しかし、そのことと自分で自分の書いた記事をカテゴライズできないことは無関係です。たとえ日常の思いつきの切り取りの寄せ集めであっても、100集めてそれがてんでばらばらというような恣意的な人生には興味がない。そういうのは行き当たりばったりとはいわない(と思う)。
表面に現れているテーマについて素直にジャンル分けすべきか、自分が取り組んでいるテーマに沿って分けるべきか。もちろん記事の出来にも左右されます。後者の場合、自分の無能をジャンル分けでフォローするなんて真似はしたくないですしね。
最近の記事では「ホラー映画の限界」や「人という字は……」なんかが、かなり未消化ですね。どうも調子がよろしくない。