「早速に。早急に、かつ迅速に。明日死ぬまでに、死神バトンを。」これが標語らしいです。
Q1・あなたはどんな風に死ぬと思いますか。(推測)
分からない。
不幸なことに、高校や大学の受験前後をピークに、死に対して考える機会に私は巡り合わない。それは決して厭戦気分とか自殺願望とか、漢字四字で表せるものではなくて。そのときですら(自分が死ぬことについて具体的に考えることはあっても)どんな風に死ぬかということまでは考えが及ばないでいた。
この質問に答えられない人間は生きていても仕方ないと思うけど、答えられないんだから仕方ない。
最愛の人を守ろうと自ら盾になって銃弾(凶弾?)を受けるも、あえなく貫通して最愛の人もろとも死亡。
「危ない! キャサリン!」
「ボブ!」
「キャサリーン! ぐわっ」
「ボブ!」
「キャサ…… 君を、愛していたよ」
「ボブ……あたしもよ」
「キャサリン!? どうして…うぅ」
「ボブ…私も、すぐに、行くわ、あなたのところへ」
「キャサ、リン……」
はよ死ねよ。
――みたいなネタしか浮かんできません。ちょっと死ぬ気がなさ過ぎて自分でもうんざりです。
Q3・最後の晩餐は
選べるだけでも幸せだ(と思うのですが)。「天つゆのない天丼なんて」
Q4・明日死ぬとしたら今日何をしますか
セックスしてたい。それしかない。
Q5・希望の葬式や遺骨の処理はありますか
ないわけではないが、葬式というのは死者のためではなく、残った者のためにするものだと思っているので、基本的に死者の希望は通らないと思っている。要するに葬式はやってほしくないし、骨はそのへんに適当に埋めといてくれたらありがたい(アイスキャンデーの棒で墓標でも立ててくれればさらにいうことはない)が、そうはいかないだろうということ。
Q6・生まれ変わったら何になって、どのように生きたいですか
自分に生まれて、寸分狂わず同じ人生を送りたい。
これは決して誇りとかポリシーといった類の、前向きな姿勢ではない。
Q7・死について思うところを自由に語ってください
どうして皆避けたがるのか、理解できない。誰もが死ぬことを分かりきっているのに、なんで見ないふりをするんでしょうかね? イヤ、別に見ない、触れないだけなら他人の勝手なんだが、そういう話は(おいそれと)してはいけない、という態度を取ることに何の不思議も感じないというのはナンセンスだと思います。
これほど酒の肴にぴったりな話題もないと思うんだが。毎日呑んで、呑むたんびに死ぬ死ぬって話して、最高じゃないか(笑)
Q8・このバトンを5人の方へ……
って、そんな馬鹿げた項目があるはずないだろうが。誰が作ったと思ってる。