2006年06月26日

TRICKのトリック

 バイト先で、(勤務時間が違うため)普段あまり話すことのない人が話してるところへ、急にTRICKの話を振られてまごつきました。

 人「自分、『TRICK』好きやんなあ?」
 LG「え? あ、はい、まあ」
 人「再放送すんの今日やった? 明日やった?」
 LG「いえ、あの、知らないですけど」
 人「そっか。自分ごっつ好きそうやけどな」

 どちらかといえば好きだが、「ごっつ好きそう」って、どう思われてるんだろうかと気にかかるLG18ですこんばんわ。「TRICK」のKを反転させようと苦戦してるふりぐらいはしてみました。
 私はミステリーやらサスペンスやらに興味がないので、TRICKが好きそうと言われると、仲間由紀恵(単体)のややマニア受け志向の匂いがするコメディにハアハアしてるとか、ドラマと平行して理屈っぽいとか、あまり良いイメージは浮かばないですが。

 TRICKの笑いは「いかがわしさ」の一言に集約できます。一部しか見てませんが、だいたいは人里離れた山奥の村が舞台になって、そこでしか通用しない奇妙なしきたりや風習が幅を利かせていて、笑い(と、それに対照させる形での悲劇)のベースを形作っている。小細工(見てない人には分からないが、たとえば布施明神だとか)を駆使して後味は笑いの方が勝るように作ってあるが、実は自分たちに近い話だと言いたがっているところが、私の好きなところです。

 すなわち、よく言われる「田舎者」というのは、実際の出身云々ではなく、得体の知れない(しばしば理不尽な)権威に考えもなしに屈する、つまり自分なりに物事を考える力やセンスのない人間を指します。これは今の時代、(絶対数もそうだが)田舎よりも都会にいる人間の方が多い。よく言われるところでは「マニュアル人間」なんかがそうです。エビちゃんが着てる服だから欲しいという理屈と、神(「001」の「00」が秀逸)が言うことだから従うという理屈は、同じものです。

 分かりやすく考えれば、笑いの対象になるものは人間しかいない。もちろんそこには自分も含まれている。そういった原点に忠実なところが、ウケる理由ではないかと。数々の小細工も、いかがわしさあってこそで、あのドラマではそれらがうまく練り合わせられていると思います。
 よく言われることですが、笑ってる場合じゃないんですよ。
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Excerpt: blog。全く何も強いられない。何の枠もない。                     全くの白紙に自分の色を出していく。 自分のやり方で。自分の考え方で。 ..
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