2006年08月11日

ナムアミダブツも唱えたくなる

 所詮入社十日のウブの新人は、机に向かってお勉強の日々なんですが、今日初めてお客様の死に顔を見ました。

 ひきました。情けない。

 自分に縁故の無い人間の死に顔を見るのは初めての経験です。これから死ぬほど見ることになるわけですが。
 でまあ、式にも何度か立ち合って、思いもよらなかった感情が自分に芽生えていることに気付きました。

 自分が死ぬなんて露ほども思っていない。

 言葉で説明できないんですが、理屈で言えば、他人の死に触れることがより自分の身に迫る意識を遠ざけるというか。かぎかっこ付きの他人事に業務として接しているというか。どだい70、80の老人ばかりだしなあ。

 でも、厳密には少し違うのですな。自分はどこかでわかっている。分かっていて、保身のために、意識しないようにしているのだと思う。死をも恐れぬ青年が、俄かに怖じ気づいて凡人になりさがったというような形態ではなく、破れかぶれの蛮勇(それは恐れていることにすら気付かずにいたのかもしれない)では敵わぬことを自覚し、いずれは恐怖を内に抱えつつ、傍において受け流す境地へ至る第一歩だと、かように思いたいわけで御座いますが。

 死ぬまでに達成できるだろうか。


posted by LG18 at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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