子供の頃は、吸うごとに甘い味がした記憶があったけれど、今日やってみたら全然でした。二、三花を摘んで繰り返しているうちに、あることに気付きました。
花びらを吸っていると、舌の一点にたくさんの空気があたって、そこだけがひんやりするんですね。頭で「甘いものだ」と思いながらその刺激を受けると、甘いように錯覚してしまうのではないか? 口に甘い蜜の味が残っていたら、なおさらですよね。
つまり、蜜の味のする花は、そう多くはなかったのではないかと。そう思うと、確かにかなり甘いものとそうでもないものがあったように思い出されます。無理に吸うとすっぱいんですよね。ただ花びらを噛んで無理やり吸おうとしても、花も生き物ですから、痛いですよね。そんな味がしたのも覚えています。
今日の話ではないですよ。いい大人がそんなにむきになって蜜を吸おうとはしません。
花に雨、私は腐ったヨーグルト。LG18です。
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女のコって、花みたいなもんだよ。そう、お花。
そばにあったら華やかで、きれいな花びらで、良いにおいがして。ついつい手を伸ばしたくなる。
でも、腰落ち着けて見てたらそのうちだんだん飽きてくる。そう、どんなにきれいな花でもきっと。雨が降ったらしぼんでしまうし、そのうちしおれて散ってしまう。
来年咲くまでまてばいい? そう、その通り。でも、それまで気付かなかったいろんなものが目につくようになる。地の果てまで伸びていそうな図太い根っことか、茎にトゲがあったりとか。それで次咲くときに自分の方を向いてくれるなら100年でも待つ価値あるけど、現実はおてんとさまむいて咲くからなぁ。
・・・酒の席でのたわ言なんで、女性読者の皆さま、ひらにご容赦(あるいは無視して)くださいませ。
私「だいたいお前はな、上狙いすぎやねん」
友「いやぁ、やっぱりイイ女のコがいいじゃないすか」
私「女のコからみたらお前は『女嫌い』に映るらしいで。分かる気がするわ」
友「そうすかね。好きですけどねー」
私「それ意味違うから」
友「あはは」
私「高山植物摘みに行くのは、行くだけで大変やからなぁ」
友「ボンベが要りますね。酸素ボンベが」
私「重い(笑)」
友「ひーひー言うてます」
私「そんでいざ摘もうとしたら、止められたりする」
友「保護せないかんですからね」
私「そんなしんどい思いせんでも、道ばたに咲いてる花は可憐やでぇ」
友「それ、SMAPじゃないすか(笑)」
念のため断っておきますが、創作ではありません。
兄が結婚を考えているらしいので、ほんの走り書きしてみました。いずれ「結婚論」と題して小林よしのりみたいなノリで、大いに語ろうと思っています。私の文章が上手ければ、結婚を考えている人を思わず思いとどまらせるような内容になるかと思います。
一言だけ。
一生の伴侶を数年で決めるなんて、無理だ。どんな事情があろうと。
1年2年、それ以下ならなおさらです。