2007年03月13日

パンドラの布団

 夜中に仕事が入ると、飛び起きて現場へ向かわなければならない。昼間と違う点は、寝てるか起きてるかだけの違いだけだから、わざわざ書くほどのことでもない。経験が絶対的に少ないことを考えれば、先輩社員のアドバイスが聞けないことも夜の仕事の難点だろう。
 また、病院で亡くなる人が圧倒的に多い昨今においては、自宅で亡くなった人を相手に仕事をするのは、一苦労なのだ。病院がしてくれることを自分でしないといけない。

 先日、夜中に自宅で亡くなったと電話が入った。行ってみると、布団を被っているが、警察の検視が入ったため、服を着ていないという。頼まれたので仕方なしに浴衣を着せることにしたが、下着を着けないわけにはいかない。
 蛍光灯が煌々と部屋を照らす。「テンション下がるなあ」と2,3回言ってくれる先輩はいない。臭気は言うまでもない。
 恥部から目をそらして着せることができないわけではないが、好奇心が勝った。そして私は布団をめくった。

 私が×回目に女性器を見たのは、50代の女性で、死んだ人のものを覗き見た。反射的に視線を反らしたが、間に合わなかった。その言い方は、見ようとして見た者にしか、当てはまらない。
 ×に1が入らないのがせめてもの救いであるが、若い数字には違いないし、何より回数の問題ではあるまい。精神に次いで、肉体においても「女性」に期待するものを見失ってしまった。
 生きてる若い女性の性器であろうとも、(多少なりとも)盲目でなければ正視できるものではあるまい。気づいたのが遅かった。
posted by LG18 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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