2005年06月11日

喜努愛楽

 最近家族間がそれぞれうまく行ってないとふと友人に話したところ、どうもその友人の家はもっとひどい(と友人が感じた)ようで、そのくらいの問題はどこの家でもあるんじゃないかと軽く流されました。それはそれで事実だと思います。家族は古くなった家のように建て替えはできないし、この年になれば問題も生くさいものばかりで、客観的にみても友人の言う通りうちはまだマシな方なのかもしれません。
 しかし、それはあくまで比較の問題であって、だからうちの家族が悩むのは贅沢だというのはナンセンスです。以前、ベッドタウンの駅近くにヘクタールの単位で土地を遊ばせている金持ちの家の親友に「お前ん家は金持ちでいいよな」と言ったところ、「金持ちは金持ちでいろいろ大変なんだぞ」と深刻な顔で言ってました。私のような貧乏人には想像できない悩みというのがあるんでしょう。良く分かりませんでしたがそれはそれで(場合によっては貧乏以上に)大変なこともあるんだろうと、今でもふと思い出すことがあります。

 話は変わりますが、人間にとって「怒る」ということは、意義のあることなんでしょうか。考えたところで私にはこたえは出せませんが、すこし考えてみたいと思います。
 私の父親はかんしゃく持ちです。暴力こそ振るいませんが、わけもなく突然怒鳴りちらすなんてことはしょっちゅうです。下戸のうえにかなりのインテリであるので、逆に厄介です(治らない)。最近それがかなりひどくなってきて、またそれにいちいち母がまともに対応するものだから、少し病んでいるようです。それと、父はストレートに人を愛する表現ができません。私は小さいときから父がひねくれた愛情表現しかできなかったり、あるいはかんしゃくを起こす光景を何度となく見てきたから、自分の伴侶や彼女ができたときには周囲から呆れられるくらい優しくしようと強く思っています。

 (大学入試の偏差値操作じゃないけど、好きでなくても会うたびに気持ちをこめて好きだといいつづけていれば、いつかお互いその気になると思います。悩んでる人はぜひ一度お験しあれ。*この文章にはいろんな意図が含まれていますので、それを汲んで実践する人はしてください。一つだけ挙げておくと、「いつか」ということは、達成されるまで続けてってことなんで、それまで好きでなくても我慢して続けるってことです。矛盾したもの言いですが、自分に嘘をついてでも気持ちをこめて好きだと言い続けることができるということは、自分は相手のことが本当に好きだということです。そしてそれを言いつづけることができるということは相手が聞き続けてくれていることが当然の前提です。相手のことが本当に好きなら相手が嫌がればすぐに止めるはずです。長くなるから書きませんが他にもあります。よろしく)

 ですが一方で、私が父の血を継いでいることも事実で、わけもなく腹が立つときがあります。怒りながら、別に怒る必要もないのに、今怒っておかないと自分が自分でなくなる感覚がします。先日、数年振りにかんしゃくを起こしてしまいました。
 これは私の今日現在の考えですが、怒るというのは単なる保身ですね。怒ってばかりいる人というのは、単に自分がかわいいだけなんじゃないでしょうか。高校教師とか会社の上司とか、社会的に、ときには演出で怒らなければならない役割にある場合はここでいう「怒る」(狭義の「怒る」とでも名付けましょうか)には入りません。それでもそれ(広義の「怒る」)自体にもあまり効果はないと思います。広義の「怒る」のは、あとで自分のいうことを染み入らせるための、まさに演出という気がします。というよりそうであるべきだと思います。
 広義にしても狭義にしても、怒らないで済むならそれに越したことはない(なるべく怒るべきではない)と、私は思いますね。これについては異論も多いと思われますが。

 喜怒哀楽という言葉があります。感情表現を指す言葉ですが、私は以前から「喜」と「楽」の違いが分かりませんでした。今日ふと思ったのですが、順番をかえてこれがたとえば怒喜楽哀とかだったらどうだろう、もしこうだったら今まで残る言葉にはならなかったんじゃないかと思いました。
 単なる感情表現の羅列ではなく、ずっと喜んでいられたらいいけど、途中怒ったり哀しかったりすることもあるだろう。でも最後は楽しかったと思いたいね、という流れと希望が込められてる言葉だと思いました。こじつけですかね。
posted by LG18 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとこと・つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/4290861

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。