最近ぐだぐだの記事が多くて、自分でも不本意です。カテゴリに「ぐだぐだ」を作って分けようかとも考えたのですが、言い訳がましいし、その記事を読んで素直に楽しんでもらえた人がいたとしたら悪いなと思い、止めました。自分がどう思ったかなんてのは読んでる人にとってはどうでもいいことです。
ぐだぐだだなぁとぱらぱら見返しながら、友人の出てくる割合が他のブログに比べて多い気がしました。それと、何かをしたことより、価値観やものの考え方を話してる記事が多い。それだけ他人と深く影響を及ぼしあっているのだなということを再確認しました。
私は友人が少ないです。現在繋がりがある(ここに書かれている)友人は、5人程度です。携帯電話に登録されてるのもたぶん30件程度でしょう。以前はそれに劣等感を抱いたり、寂しく感じたり、自分の人間性に問題があると考えたこともありました。しかし、最後の一つはともかくとして、時がたつにつれてそれは勘違いであることに気付きました。
携帯電話に100件を越す名前が登録されている友人は(複数いましたが)、名前を見ても顔も思い出せない、あるいはそもそも名前すら心当たりがないものがあると言います。それをカウントすることはもとより、そういう関係にしかならなかった、そもそも関係と呼べる関係すら築けなかった人間と、(携帯電話の番号を交換する)一時でも繋がりを持っていたことに、どれほどの意味があるでしょうか。
いずれ「名言!」にもとりあげるかもしれませんが、内田百間(正しくは、門がまえの中は月)は「友人は8人が限界だ」という内容のことをエッセイか何かで書いていて、自分はかなり共感を覚えました。ためしに友人達にもその言葉を紹介したあと、「『友達』何人いる?」と尋ねたところ、1、2、3・・・と指折りながら数えていって、5人目6人目くらいから徐々に指がゼンマイ切れかけの人形みたいな動きになって、「うーん。それは言えてるな」と言ってました。携帯に登録してる人数が多い友人ほど歯切れが悪くなるのが早い傾向があったのは興味深かったです。
まぁ、聞いたといってもたかだか5・6人なんで、真実だなんて言う気はさらさらありませんが。
井川福原下柳、安藤、杉山、…能見、・・・ブラウン?・・・・・・・前川??? という話ではありません(笑)。よろしく。
私は新しい友人ができたら八番目(一番古い友人)から切れると言ったところ、そいつは「案外1番目(最近の友人)から切れるんじゃないか」と言ってました。
年とってくるとツモ切りが多いです(苦笑)