というわけで、去年の適性試験に始まり、ようやく一区切りです。自分のなかだけでなんとなく。といっても、去年と同じようにまた秋からロースクールの試験が始まります。しかし去年とは少し位置付けが違うので。自分のなかだけでなんとなく。
何はともあれ、終わりは始まりです。計画(目標)をきっちり立てないと勉強する気にならないことはこの1ヶ月半で体感したことなので、早く確たる目標をもってそれに邁進したいと思います。
いつも試験が終わった後は遊びたくて矢も盾もたまらなくなって遊びに行くのですが、今回はほとんど勉強しなかったせいか、おとなしく家に帰ってきました。明日からまたバイトです。
試験の話も少し。
1部(推論・分析力)の試験。
(表をつくったり場合分けをしたりする、数字や公式をほとんど使わない算数みたいな問題)こたえが明確に一つと分かるので好みのタイプの問題で、今年は去年のように意表を突かれることもなく、調子よく解いていたのですが・・・
来やがった! 立方体の展開図!
おのれ
……イヤ、苦手なんすよ。極端に。今まで一度たりとも正解したことのない根っからの左脳人間にございますれば。で、(残り時間の配分等)試験も忘れて本気でムキになりまして。
というか、あまりおおっぴらに公表はできないんですが、そこまでムキになる理由はそれなりにありまして。
実は裁判所事務官のときも立方体の展開図の問題が試験に出まして。先にも書いたようにこれが大の苦手の私は初めから考えることを放棄して、何をやったかというと、問題文の訂正が記された配布の紙に展開図を再現して、折り曲げて実際に組み立てようとしました(笑)
それでも分からなかったので、ついには端をちぎって本当に組み立ててしまいました。一番前の席だったので、ダメだったら試験官が止めに来るだろうと思って返って堂々とやってやりました。
五択のうち一つ正解らしきものを見つけ、残りの肢も確認のため検討して、そのうちの3つが切れた(間違いであることが確認できた)ところで試験官に注意されまして、止めました。
そしたらなんと、検討できなかった最後の肢が正解だったんですね。本物のバカです。さんざん時間を費やして、組み立ててまで間違うんだから。
・・・試験が終わったことに加えて落ちたから書けるんですがね。
そのことがあったので、今回問題を見たときは、プライドにかけて、残り全部の問題を落としてでもこれだけは絶対に正解してやると思いました。もちろんフェアに解きましたよ。今回も教室の一番前だったけど、ちぎれる紙も無かったですし(笑)
私にとっては適性試験の高得点より立方体の展開図を破る(正解する)方が大事だったわけです。
時間は30分ちかく費やしましたが、解いてるうちに次第に慣れてきて、感触をつかんだころに終わりました(2問しかない)。○とか■とか、回転に影響しない図柄が描かれていたこともあって、裁事のときよりは簡単な問題でした。
30分浪費しても結局全て解き終えてまだ5分見なおす時間がありましたから、今回は平均点もかなり上がることと思います。
そう言えば、私も高校の定期テストで似た様な事をしたのを思い出しました。
試験官:「紙を破ってはいけないよ。・・・今回はたまたまこの紙(訂正の紙)があったから良い(失格にはならない)けれども、問題用紙や解答用紙は破ってはいけない。そもそもこの問題はそんなことをして解く問題ではない。分かるだろう?」
ごもっとも。
家に帰ってもう一度組みたてて、正解を確認したときのショックといったら(苦笑)。この1点(2点だったかな?)で(裁事に)落ちたかもしれないと思うと、今回はどうしても取りたかったですね。
正解してるかどうか、組みたててないのでわかりませんが(笑)