バイト先の口うるさい社員は、開店するまで自分の趣味の音楽を店内放送しています。斉藤和義、DEEN、スピッツ。趣味と年齢が同時に悟れるラインアップです。今朝は左右MANブラザーズバンドの「あの娘の尿道」をエンドレスにされて朝一番から精神的痛手を負いました。いかに私が変質者であっても尿道がいつもすぐ心に溶けこむということはあり得ません。
仕事が終わったあと、文芸春秋をレジへ持っていくと、尿道フェチ(言い過ぎ)も同じものを持っているではありませんか。「同じ本買うんやな」と、やや驚いた様子でしたがこっちも全く同じ風に感じました。
「おまえが読むのか?」
しかし私のような人間しか芥川賞を読もうとしないとすれば、賞はとうになくなっていますね。考えてみれば当たり前のことです。
そんなことだから未だにプラスチック消しゴムがプラスチックでできていることが実感できないんだ、全く。
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