2005年08月26日

楽そのものが苦?

 昨日の記事の疑問点について一晩考えたあと翌朝はっと閃いた回答は、「面白くないから」です。面白くないから面白くないのだ、では理由になりませんが、・・・あれ、何だったっけなぁ? ちゃんと言葉で説明を思いついたんですけどね。
 とにかく結論は「面白くないから」です。言葉で説明できなくても伝わる人には伝わったとして。(むちゃくちゃだ)

 友人の女の子の愚痴の聞き役を務めて参りました。その子にも言ったんですが、こういうのは金出してでもやりたいもんです。内容は私もかつての知り合いでもある彼氏の愚痴という、これ以上ないくらいありきたりなもので、これがまたいい。

 その子からその彼氏を愚痴を聞くのはこれが始めてではない、というか数年にわたるので、大概パターンを掴んでます。「彼氏とマンネリで……」と愚痴る彼女の話もマンネリで、ではありませんが、会う前からおおよその見当をたてて行ったんですが……想像以上の駄目ぶりに収穫を得ました。その彼女をげっちょんげっちょんちょーん! …だったら良いんですけどねぇ。そんなにうまくはいかない。
 一言で言えば大学を卒業した♂が実家に帰らないまま就職したものの一月で辞め、その後バイトもしないでわずかの貯蓄を食いつぶし、ついに金がなくなって彼女に無心し始めた、という、これもまた作り事ではないかと疑われるほどに月並みなものです。驚いたことは、私の印象ではその♂は金に細かい(というか神経質な)奴だったということと、♀が貸した額が累計で10万を越えるということでした。私の知り合いにここまでいい加減な人間がいたことは監察不足でした。

 で、なぜそうなるまでバイトすらせずに放置してるんだろう? それも元から他人から金を借りることを何とも思わない人間ならともかく、と彼女自身に訊いたところ、逃げてるんだろうと一言ポツリと言いました。

 逃避。それは私もしばしば行うことで、現に今日民法の教科書を開いたのはいつ以来だろうかと感慨すら感じるほどに(最悪でも3ヶ月ちょっとだけど)逃げていました。そんな自分への問い掛けも兼ねて、続けて問いました。
 私「なんで逃げるんだろう」
 友「(現実を)見たくないからじゃない?」
 私「なぜ?」
 友「そしたら楽だから、じゃない?」
 ごくごく当たり前の会話で、今書いてる私自身も書くことの価値を疑い始めているのですが。たぶんここからです。
 私「けれど、財布に入ってる金が減っていく事実を見ないで(楽に)いられるものだろうか?」
 友「それはわからない。何考えてんだろうか」
 私「もしさ。もし仮に、財布から金が減っていって銀行の残高もないとなって、そのことで悩んで夜も眠れないとしたら、それは楽じゃないよね」(自分が同じ立場だったら十中八九それに似た状態になる)
 友「うん」
 私「だとしたら、楽を求めてるはずなのに全然楽に向かってないやん。それっておかしくないか?」

 本当に、楽を求めたら楽になれるんでしょうか。
 それは求め方如何の問題であって、楽になりたければ頑張れば良いんだ、というのが一般的な模範解答でしょう。しかし私に言わせればそれは楽を求めているわけではないような気がする。感覚的ですが。
 たとえば、自分は明日から嫌だと思うことは何一つしなくて良い(というよりむしろしてはいけない)、ただ自分のしたいことだけをして金にも物にも何一つ不自由なく暮らせる、と言われて遊び続けることができるだろうかと考えると、少なくとも私には拷問です。その彼女も同じような反応でした。(私自身が楽を求めているのか、という点は人一倍逃避癖の強い私に免じてクリアしてるとすると)つまりこの状態は楽ではないのだということになります。

 私はその場で「楽になるにも理由が要るのだろう」と言ったのですが、理由というのが苦であるという結論に持っていくには議論が足りない。それに日本特有の(労働を美徳とする)倫理観も大きく影響しているので、まだ楽の本質は見えてきません。
 それでも振りかえって考えたとき、あんなことがあったこんなことがあったと思い出すことは、大抵悲しかったことが多いです。楽だったこと、つまり休んだり遊んだりした記憶というのは、あとに残らない。

 喋っていたときはもう少し掴めていたように思うのですが、一晩あけて一人で思い返すのみでは限界があるようです。また課題を残してしまいました。
posted by LG18 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常・全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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