いやぁ、すごかったっすよ。大抵負けた方は弱く見えてしまうもんなんですが。ミルコは十分強かった。ヒョードルは更に強いということだ。脱帽。
あの耳障りなだけの実況さえなければもっと良いんですけどねぇ。わが国の首相もそうですが、同じことをひたすら繰り返し絶叫すればその場にあるものが自分の手柄にできるんでしょうかね? 試しに今からやってみましょうか。
「天つゆのない天丼なんて」!(略して「つゆどん」!)「天つゆのない天丼なんて」!(略して「つゆどん」!)「天つゆのない天丼なんて」!(略して「つゆどん」!)「天つゆのない天丼なんて」!(略して「つゆどん」!)「天つゆのない天丼なんて」!(略して「つゆてん」ではない)「天つゆのない天丼なんて」!(略して「つゆどん」!)「天つゆのない天丼なんて」!(略して「つゆどん」!)「天つゆのない天丼なんて」!(略して「つゆどん」!)「天つゆのない天丼なんて」!(略して「――
もういいでしょ? 普通はそう思いますよね。
さてこれでまた少しは浸透したでしょうか(笑)これまでにも結構しつこく書いてるつもりなんですが、「タイトルが長すぎて不便だ」との声がなかなか弱まらないですね。(リンクは自サイト内で「つゆどん」をワード検索したものです)
今日は衆議院選挙の公示日ということで、今回の選挙の意義を法的な観点から(おおっ!)考えてみたいと思います。
まず(というかこれしか書かないと思うけど)野党が既に主張しているように、郵政法案が否決されたのは参議院であるのに、衆議院を解散するのは筋違いだという点について。
筋違いだと言えば確かにそうですが、政治が筋だけで動くものかといわれればそれも違うと思います。ここは異論もあろうかと思いますが私は野党の議員ではないのでそこに固執することに価値はありません。
ともかく、参院否定に対して衆院を解散したことについて筋が通るのは、憲法59条2項が適用される場合です。つまり今回法案が通らなかったのは、参院の否決に対して衆院で出席議員の3分の2以上の多数で再び可決できなかったせいである、だから衆議院を解散すると、こう言えば今回の解散は筋が通るといえます。ただ実際問題として選挙で3分の2以上議席を取らなければ退陣、というのは無理があるので、うやむやのうちにやっちまったということです。
これは何を意味するかと言えば、仮に次の選挙で自民党が(公明党とあわせて)衆議院で過半数の議席を勝ち取ったとしても、また参議院で否決されれば同じことの繰り返しになるということです。
それはもちろん、(自民党が)勝った場合は民主党のカシラを飛ばすことができる状況にもちこんだこと、「国民の支持を得た」などとぬけぬけと言えること等有形無形の圧力を勘案すれば、次また参院で否決されるかは分からなくなりますが、私が参議院の議員であれば衆議院の選挙の前後で自己の考えが180度転換するのは「筋違いだ」として、前に反対票を投じたのであれば同様に反対すると思いますね。それがそうはならないと考えたから、小泉首相は衆院過半数を「勝ち」と位置付けたのでしょう。
これはかなりむちゃくちゃです。たぶん私のブログよりもっとひどいぐらいです。どちらにしても郵政の話以外何もできないような首相に国の政治を任せることはできないので、私は郵政賛否にかかわらず自民党に票を入れることはありません。
今日はこんなところです。
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