2006年09月03日

思えば遠くへ来たもんだ・・・

 つゆどんの更新を心待ちにしていた変態 ファンの皆様、お待たせ致しました(いくつか更新したので下の記事もよろしく)。棺に入りたい願望が未だに叶わないLG18ですこんばんわ。
 私は今、社内で一番背が高いらしい(ただし、全員で20人しかいないし、2番目は女性)が、私がきっちり納まる棺が無いらしい(入ったことがないから定かでない)ですよ。驚きですね。

 請求に向かう車の中で、かつて葬儀代金を踏み倒されかけた例もあったという話になって。

 LG「それはホーテキシュダンに出ないといけませんよ」
 A「法的手段をとったと思う」
 LG「415条ですよ――!?」
 こんなことがあるものか。

 あれ? 415だっけか?? 消費税込みで315だっけ?? いやいや、415のはず……分からん。

 415条(今手元に六法がorz)と709条は、知らなきゃ司試受験生どころか、法学部生も疑われるレベルなのに(損害賠償の根拠となる条文は415、570、709の3つしかないから→但し415すらあやふやな人間のいうことなんでくれぐれもアテにしないように)。
 初七日式場使用料は別料金で¥52,500(税込)。この一ヶ月で覚えたことは実にたくさんある。これが社会人なのさ、などといってみる。

 どうでも良いことですが、気になる人のために
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2006年07月27日

名誉であることも確かだが……

 正露丸「図柄が異な」るとして請求棄却。→詳細

 どうなんでしょう。
 イヤ、8月に入ったらどうせ人が死ぬ話しかしないだろうし、今のうちに違う話をしておこうとか、あるいは、たまに訴訟の記事を読むと「そういや俺もかつてこんな勉強をしてたんだっけなぁ」と、急速に薄れていく記憶を懐かしく思い起こす、その一環で記事書いてるところがありますけども。

 コレは似てる(混同する)だろう。どう見たって。
 裁判所の論理では「@正露丸が各社似通っているのは今に始まったことではないから、ラッパのマークまで確認して初めて区別がつけられる Aラッパとひょうたんは別物だから、似てない。以上」ということのようです(@でパッケージの類似性を無視し、Aでマークについて形式的に切っている)が。
 問題は、それを原告が受け入れなければならない立場にあるのか、ということです。

 原告からすれば、名称の同一その他諸々の類似性(薬のビンのデザイン、薬自体の同一性)を敢えて我慢して、今回は腹に据えかねて、というところだったと思います。
 一方裁判所は、私の憶測では今回の請求を容認してしまうと、判例に反する(私の記憶では今回が初めてではない、はず)ということ。さらには勢いづいた原告が次々と訴え出して収拾がつかなくなると考えたのだと思います。
 ちなみに・・・裁判(とくに民事)は、実務においては筋や理屈よりも背景の事情や後の影響力の方が重視されがちである。とりわけ判例は絶対である。その証拠に、今回の要旨も「ラッパとひょうたんだから別物」という、およそ的外れな論理を用いているが、もちろんこれはわざととぼけているのである。つまり、ラッパとひょうたんは別だなんてことは始めから誰もがわかっていることであって、そんなことを尋ねるために裁判をやってるんじゃない。
 今回は法人同士の紛争なので、直接的には会社の利益のために争っているわけです。しかし、「正露丸といえばひょうたん印の――」なんていう人は聞いたことがなく、原告としては消費者が求めるものを正確に供給する義務を負っているという、社会的正義も担いでいることも確かです。もちろん、ひょうたん印の薬を出すことはそれ自体違法ではないが、あのパッケージは消費者を混同させる意図のもとに作られていることが明らかです(だから消費者が訴えれば勝てるかもしれない)。
 実際に混同するかどうかという点が争点ならば、混同しない(と考えられる)ならばどこまで類似しても問題ではないということになるが、混同させようとする意図に違法性があるという切り口でいけば、今回のは間違いなくアウトになる。

 いよいよ憶測でものを言いますが、正露丸の類似品が出回り始めた頃は、まだ消費者保護の意識が低かった(というより、無かった)から、はじめに訴えた頃は門前払いに近かったのだろう。それで負けが判例で確立されてから消費者保護とか企業倫理とかが謳われ出して、今回のケースはそれから行ったら確実にひっかかるけど、でも今に始まったことじゃないでしょ、みたいな流れじゃなかろうか。

 でも、そろそろ勝たせてあげないと、「ラッパとクラリネットは別物」「トランペットとトロンボーンは別物」「ラッパではなくスポットライトだから別物」「大幸薬品と大辛薬品は別会社」……キリがなくなるよ。

 私も腹が弱く、「偽物」を飲みますが、それは安いから。本物の方がよく効きますよ。やっぱり
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2006年06月05日

試験結果報告

 平成18年度裁判所事務官採用T種・U種試験解答はこちら

 私個人の試験結果はこちら
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2006年05月26日

公務員・司法試験(択一式試験)の解法の極意

 小学生(2年か3年か)の頃、出したくもない出し物を出さされて、ネタもないのでベタに○×クイズなんかやったときのことを思い出します。私はそのうちの一問に「一年は356日である。○か×か」という問題を用意していたのですが、同じ班の奴が何を思ったか、「一年は700日である。○か×か」と読み上げました。私が思わずその場で「なんでそんなに多いんだ、馬鹿」とそいつを罵ったところ、そいつが言うには「(読み上げるべき)数字を忘れたからだ。どうせ×なんだから何日だって良いじゃないか」と開き直りました。
 そいつの顔は忘れましたが、このことは今も覚えています。

 公務員試験は主に選択肢を選ぶ形式の問題です。択一試験もまさにそうです。それぞれの選択肢について○か×かを選ぶ、ということを考えれば、これは○×クイズと同じことです。一年が何日であるかということについて、@365日と正確に覚えている人、A300何日だったとうろ覚えの人、B3桁ぐらいだろうという人、Cとりあえず数字を聞いてるんだなということだけは分かる人、D何を聞かれているかさっぱりわからない人、ぐらいにわけておきましょうか。とりあえず。
 私が作った問題は、A(以降)の人間を惑わし、間違えさせる意図を持った出題です。どうせ×なんだから何を言っても良い、というのでは、問題を出す意味がないことは明らかです。つまり、作成者は、どこかで受験者を間違えさせようという意図を持って問題を作るのです。当たり前のことですが、試験となると「1年は365日」という正確(ではないが、今はおいといて)な解答を(出題された全ての問題について)覚えておかなければならないわけではない(もしそれを出題者が求めるのであれば、記述式にするはずだ)、ということです(もちろん正確に覚えているに越したことはないが)。マークシートにしないと採点が大変だからだ、というのは、本質を誤った見方であって、仮にそれが理由であったとすると、数学の問題にまで選択肢があることの説明がつかない。センター試験みたいにすれば良いところを、わざわざ5択にしてある。これは(作成者にとっては)却って面倒な作業です。いかにも正解に見える誤答をわざわざ考えなければならないのだから。

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2006年05月09日

扇町公園で会いましょう

 気分転換に扇町公園へ行ったのですが、カップルかそうでないかは知らないが男女が仲睦まじくしているのや数人の爺さんが丘で寝ているのを見るばかりですることもなくて、結局気分は晴れませんでした。こういう時に普段会わない女の子の彼氏の愚痴とかを聞けたら良いのにな、と思います。できれば普通の人がドン引きするようなやつを。
 (扇町公園の)一本南に道を入ったところにビリヤード場があるんですが、素通りして予備校に戻りました。もう長いこと新しい人間関係がないなんて、毎年GW過ぎたくらいになると同じような感情を抱きますが、この男は可愛い女の子と関係を持ちたいだけで、それならわざわざ公園まで行かなくたってその手前に良い場所があるじゃないかって話なんですが、一歩がなかなか遠い。まあ、社会人になってからの楽しみを置いとかないと。

 毎度のことながら、試験前はどこでも楽しそうに映るものです。
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2006年04月27日

こんなことを書かすなよ

 共謀罪が明日の衆議院法務委員会で通過される見通しです。もちろん与党の独断です。

 分かり易く言えば
 A「あのコ可愛いよな〜」
 B「いっぺんやってみたいよなー」
 A「そうだよなー、押し倒してでもやってみてぇ」
 B「ホントだよなー」
 これだけで逮捕です。起訴です。保釈金は3億円です(それはない)。妄想を口に出すことも許されない、素晴らしい世の中です。

 実際にそうなるかどうかは分かりませんが、逆に言えば実現するかもしれないし、実現する方向へ向けて動いていることは間違いありません。一党が勝ちすぎるとロクなことがないんですよ、全くもって。「二党体制」なんてマスコミがはしゃいで、何も知らない馬鹿どもがそれで良いんじゃないかなんて言って、にわかにそちらへ走りだしてるけど、二党あるうちの両方が今回みたいにとち狂った方向へ走り出したら誰にも止められないんですよ。ましてや民主党なんて自民党より自民党なところがあるんだから、全くもって冗談じゃないですよ。ついこないだ選挙権を得たばかりの若造にこんなことをいちいち書かすんじゃないよまったく。
 どさくさにまぎれてサバ読みましたLG18ですこんばんわ。結婚は電撃、浮気は発覚、年齢詐称は疑惑です。あくまで疑惑どまりです。

 ちょうど去年の今ごろ、個人情報保護法案について私も一言書きました(*注:去年張ったリンクは切れているので、こちらで探してください)が、施政者(与党)は時々訳の分からない法案を力ずくで通そうとするので油断はなりません。現に小渕内閣は通しましたしね。バカなふりをしてる奴ほど油断ならんということですよ。その次の首相は本物でしたけどね

 今回の共謀罪のねらいもやはりわけがわかりませんが、私なりの解釈を以下に続けたいと思います。興味のある方は続けてお読み下さい。はっきりいって、私もこんな(ナンセンスな法案について解釈するなんていう)くだらない記事を書くより、桜井幸子の離婚について友人とゆっくり話がしたいんですけどね。

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2006年04月13日

一期一会(20禁)

 去年と同じCMやってますね。全く同じというわけではありませんで、去年の方が良かったですけども。
 企業のHPへのリンクかと思いきや自サイトへのリンクという、押しつけがましいLG18ですこんばんわ。私も去年と同じ(ポップな)記事を書こうと、まずは間口を広げようと企んでいたのですが。

 自宅と予備校の往復では倦んでくるので町の図書館で勉強を始めかけていると、横からおじさんが話かけてきました。
 「携帯で衛星放送見れるの?」
 よく分からないんでそう答えたら、しばらく同じ話題で逡巡した後、ラジオは聞けるかとか翻訳はできるのかとか色々聞いてきたので、知ってる範囲内で答えました。

 それから1分ほど間があって、また尋ねられました。
 「このへんで妊婦とやらしてくれるとこ知らない?」
 は?
 「妊婦に中**できる店無い? 東京ではウグイスダニってとこが有名なんだけど、大阪にはそういうところないかな」
 知りませんよ(笑)
 町の図書館ですよ。周りに普通に人いてるし。個人的には引きはしないですが、世間様の手前引くふりをしておかないと。
 「あれは一回ハマったらおしまいだね。クセになるらしいよ。ありゃマインドコントロールだ。」うん、マインドコントロールだ、と繰り返しているおっさんの顔をうかがうと、さっきから誰かに似てると思ったんだ。
 小川直也だ。よく似てる。
 「じゃあ女医の乱交パーティやってる場所知らない?」
 STOで目ぇ覚ましたろか。

 また1分弱間があって、話しかけてきました。20禁かと思いきや、
 「『数学的思考法』って本があるんだ」
 はあ。
 「読んでみると良いよ」
 よく分からないが、一本調子ではないらしい。

 次は何を話しかけてくるだろうと思いながら待ってると、はたして口を開きました。
 「ジョイにしごいてもらったことあるよ」
 は?
 「女医にね、手術のとき、3時間チンポしごいてもらったの」
 ほんまかいな。
 「ありゃすっげぇ気持ちよかったな」
 そうかいな。
 見ると、右目が血走ってます。それもそのはず、右目の周囲全体が赤黒くなっていて、痣になる前の感じで、どうみても誰かに殴られた痕にしか見えない。それで小川です。ただ、体躯は並です。
 その次は「5000人以上と本番中**したAV男優はいるけど、1万人てのはいないな」とシモが連続して、「1万人っていうと、すごいよな」としみじみ言ってました。確かに自分の子供が1万人いたら痛快だ。このころから私は話しかけられたことをメモにとりはじめました。使える。

 「女には排卵日ってのがあるの」
 はあ。(知ってるよそんなこと)
 「その前後に生でやると、御宮参りだ」
 はあ。(そりゃそうだ)
 「御宮参りなわけ」
<間(1分前後)>
 「女は男のきんたま袋に精子がたまってるかどうか、見抜く力を養わんといかんよ」
 はあ。(また随分と偏った見解だな)
 「変な股のプライドとか捨ててさ、どんどんヌイてやんなきゃ」
 はあ。(それはどうかと思うが)
 「役割分担だと思うよ。俺が女だったらそうするね」
 (*注:女性読者の怒りを買うのは損なので詳細は割愛)
<間>
 「金ない金ない、っていうけどさ」はい。
 「そんなことないんだよね。もってる奴はいるんだ」はあ。
 「『死ぬ死ぬ』って言ってる奴に限って死なないんだ。本当に死ぬ奴は黙って死ぬ」そうかもしれないですね。
<間>
 「女医にしごいてもらったんだけど、それまでそいつとあまり相性が良くなかったの。しょっちゅうケンカしてたりして」はあ。
 「でも、しごいてもらってから、海馬に記憶されるっていうか、それからそいつには従順になっちゃって」はあ。
 「こいつの言うこと聞いてりゃまたやってもらえるんじゃないだろうか、と思うわけだろうね。海馬に蓄積されてるんだよ」はあ。(海馬好きやなこの人)
 「それで円滑にいくんだったら、それで良いんじゃないの、って話だよ」はあ。(なるほど、そこへ繋がるわけか)
<間>
 「キミ、勉強してるんでしょ?」はい、まあ
 「話しかけて集中乱れちゃったでしょ」いや、まあ
 「羽生善治の『集中力』って本、読むと良いよ」
 ・・・
 「『集中力』」(*注谷川浩司著と誤っていると思われる。羽生の近刊は「決断力」)
 てめえが黙れば万事OKだっつうの(笑)

 去年には戻れないかなあ。
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2006年04月01日

落とし穴

 「大きなバームクーヘン」というのを買って、食べようと袋を開けて出したら、なんと穴の大きいこと。そうです。「大きなバームクーヘン」という大きなラベルで大きな穴を覆い隠されていたのです。うらめしや。
 良く見たらラベルの左端に小さく「穴が」と書いてました。
 書いてません。嘘です。LG18だという嘘を吐いてるかもしれないLG18ですこんばんわ。

 先日、予備校で模試がありまして、その結果が発表されたのですが、私の答案の添削と、最優秀答案として私の答案のコピーが掲載されてました。一番なんてことはここ十年以上無いので、これはやはりうれしいです。
 ――ということだけを書いたのではフェアでないので、以下にその答案を掲載します。それを読んで真偽を判断してください。

 ――なんて言葉に騙されないように。最優秀答案として掲載されたものを写すだけでは、それが私のものかどうかを判断する材料にはなり得ないのだから。
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2006年02月28日

長ければ納得するのか?

 判決理由が短い判事、退官へ。記事はこちら

 この記事を読んだだけなので、何とも言えない(情報が足りない)んですが・・・
 判決理由が「短い」というのが「(再任)不適当」の理由になるというのは、判然としないですね。
 「司法のしゃべりすぎ」という新書は、仕事場で見たことはありますが、読んだことはありません。オビを見た感じやや過激かなとの印象をうけましたが、オビなんで何とも言えません。

 つまり勉強不足で、この人が具体的にどういう主張をしているかは知らないのですが、基本的な発想として、無駄に長すぎるという点は同感です。大学1年生のとき、判例を読みはじめた途端、瞼が極度に重くなった記憶がありますが、あとから友人に聞いても大抵皆そうですね。
 法律学は、学問には違いありませんが、自然科学と違って、はじめから人間の手で構築されたものです。「人智を越える」ということは有り得ないし、あってはならない。そして広く一般市民を統制するものである以上、できる限り分かり易いものでなければならないと思います。

 だから、論理的か、明確か、結論が妥当か、が判決理由の評価の判断基準の要であって、長いか短いかは問題にならない、むしろどちらかと言えば短くて済むのなら短い方が良い、と思うのですが。
 もっとも、記事には「訴訟当事者からの苦情も多く」とあり、省きすぎでスカスカになっていた可能性は否定できません。どうせ負けた側の弁護士が管を巻いてるんだろうと言ったところで、「判決理由というのは、負けた側(を説得させる)のためにある」(裁判官だったゼミの先生が言っていた)という真理は否定できないのだから、第三者からみて足りてたとしても解決にはならない。

 本はともかく、判決を読めばもう少し中身のある議論ができるんですが、それにしても退官というのはどうなんでしょうねえ。
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2006年02月26日

もしも、今回の騒動を法的に解釈したら

 *注:法律用語や知識については丸カッコ( )内に入れて伏せてあります(つまり法律に興味がなくても問題なく読めるということをさりげなくアピールしてるわけです)。興味のある方は反転させてときどきふくみ笑いを浮かべてください。基本的にツッコミは受けつけません(笑)。
 ではどうぞ。

1.<今回の騒動・民事編>
 (株)ジミントーの常務取締役であるクロイツフェルト竹部氏が、自身の次男の銀行口座を通じて違法に会社資金を着服していた、と株主長田が訴えた、とします。

 これを実際の騒動に沿って結論づけた場合、株主長田が証拠不十分により敗訴したわけですが、それによってクロイツフェルト(以下略)氏の無実が証明されたことにはならない。株主(代表訴訟とか)の例はひとまずおいといて、土地の所有権を巡る争いなんかが分かり易いです。すなわち、実際にはCの所有である土地について、Bが何の権利もなくそこへ居座っていたとします。そこへ無関係のAが現れて、Bに対して「俺の土地だからどけ」という(所有権に基づく土地明渡請求)訴えを起こせば敗訴(請求棄却か却下)しますが、(請求棄却の場合)判示内容は「本件土地はAの所有ではない」というものであって、この判決をもってこの土地がBのものであるということにはならない。そんなことは当たり前なんですが、実際の騒動を見ていると、あたかも次に書く刑事編のように進んでいる気がしてなりません。

2.<今回の騒動・刑事編>
 被告人、竹部BSEは、選挙に協力する見返りとして賄賂を受け取ったとして、収賄罪に問われたが、功にあせった検察官長田の思わぬ取りこぼしにより、証拠不充分で無罪となった。

 結論を事例に組みこみましたが、骨組みは民事と変わりません。要するに「クロとは言いきれない」。これが刑事の場合、疑わしきは被告人の利益に、という原則により、クロと言いきれない場合は全てシロ、よって無罪、となるわけです。先に書いた土地の(所有権帰属の)問題とは決定的に違う展開を見せます。
 民事:クロとは言いきれない、でそのまま。
 刑事:クロとは言いきれない→シロである(無罪)。

***

 国会の質疑応答は司法権の及ぶところでなく、当然ながら民事事件でも刑事事件でもありません。だからどちらでもない展開を見せるのは当たり前のことです。そんなことは分かってます。
 ただ、確たる証拠もなしに他人の違法行為があったことを主張した人間が道義的に責任を追うのは当然として、違法行為があったとの指摘を受けた側も自ら率先して潔白であることの証拠を見せるべきだと思います(たとえば、カネの受け渡しはあったが次男と私とは全く関係ない、もちろん選挙とも無関係だというものでも、それについて確たる証拠があるならそれで構わない。)。そうでなければ、自ら被告人であるとの前提を受け入れていると考えざるをえない。
 もちろん、根も葉もない主張にいちいち潔白を証明するのは骨が折れるし、その価値もないのは当然です。しかしそれを判断するのは指摘された人間ではなく、その取り巻きでもなく、国民です。だったら国民とは誰か、世論調査でもするのかというのは議論のすり替えで、ただ「証拠はあるのか」「みろ、無いじゃないか」だけでは納得できないのはごく自然なことでしょう。

 最後は論理的でないぶっちゃけトークになりますが、BSEのときもそうでしたが、あの人モロに顔に出ちゃうんですよね。今回も、株主だか検察官だかミンシュトーだか知れない、ナガタさんだかオサダさんだかの主張よりも、それに対応するあんたの顔を見て私は確信しましたよ。
 ああ、あんたはクロだって。
 文句があるならシロであることを見せればいい。真っ白(漂白剤)ってのは地球環境に優しくないというなら、せめてシロであるように見せてみればいい。
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2006年02月25日

未整理。

 今年の司法試験の出願期間は終わりました。前日に出願しないことに決めて、当日は普通に忘れていました。今日、とりあえず取り寄せた出願書類を捨てました。
 何やかや書くとかえって遠ざかってしまうので、この2行でご理解ください。

 他人からよく驚かれたのが、荷物の重さ(多さ)です。一度に何冊もの(分厚い)教科書が読めるわけでもあるまいにと口に出す人もいましたけども。例えば民法の場合、千をこす条文があるわけですが、それらの規定が一つ一つ無関係に乱立してるわけではない。1条から174条(の2)までをひとかたまりとして、そこまでしか勉強しない日であっても、175条以降について書かれている教科書が不必要ということにはならない(分かりやすくいえば113条と110条と109条と761条を関連付けて考える必要のある問題もある、という具合です)。
 でまあ、鞄の中でそんな具合だから、部屋とかはもっとひどいことになるわけです。本だらけ、プリントだらけ、紙だらけ。

 部屋の整理を長いことしてません。記憶では、年末に一度やりかけて途中のまま放り出していて、そこへまた雪でも積もったような有様です。
 高校時代は、勉強が嫌になったら整理をして時計をごまかしていたので、根は整理好きなんだと思うんですが、最近は部屋を整理するのがとにかく億劫です。

 同じような思いで本まみれの部屋に佇んでいる人が大勢いるんだろうかなんてぼんやりしながら、なるべく早く片付けないとと思いつつ、そのままになって。
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2005年12月06日

幻の裁事ブログ 復活

 試験予想日(5/14)の5ヶ月と8日前です。
 進捗状況:「講義」や「答案」等、紙を形式的に仕分ける作業は昨日の夜中に何とか終わり、今日はその中身の整理をしてました。予定では昨日のうちに全ての整理を終えて計画を立て、今日はその1日目だったのですが。

 試験を終わった日、出来を親に訊かれて「悪かった」とこたえると、いともさっぱりと「悪かったか」と言われました。責めないのかと問うと、済んだことだとまたあっさり。人を殺したと言っても同じ反応を見せるかどうか見物です。出来の悪かった自分にとっては、救われたと同時に期待されていなかったことを改めて知り、複雑な気分でした。
 試験会場では自分と同じ年の人間もいて、おそらくそれより上の人もいたんじゃないかと思います。競争率から考えてもこれらの人間のほとんどは落ちるんですが、さあこの年にもなってこんなところにいて良いんでしょうかね。全くもって余計なお世話ですが。
 (事情を知らない方へ:法曹(=裁判官やら検察官やら弁護士)になるための試験(=司法試験)の合格者数が来年から格段に減る→法科大学院(=法曹になるための新制度)経由でいくしかない→今年(最後のチャンスといわれた)司法試験に落ちた人間があとがなくなって法科大学院に殺到する→むろんその中には現行一本で今年に賭けてた受験生が少なくない→彼らは大抵ベテラン受験生→法科院受験生の年齢層が一時的に上がる→とはいっても能力と要領のある受験生は既にどこぞの大学院もしくは法科院に受かって保険を作ってる→一方私は・・・)
 これ以上続ける度胸はないので止めておきます。普段散らばっている同志たちの姿を久しぶりに見て最近テンションが高めのLG18ですこんばんわ。同志を悪く言うのは気が引けますが同志なんで言えることもあったりなかったり。「五年生」という漫画がありますが、私は現役生のときから正視できませんでしたよ。全くもって冗談にもなりゃしない(笑)

 大器晩成だと周囲からおだてられていい気になっていられるのもこのへんが限界でしょう。このモチベーションがいつまで続くのかはわかりませんが、次の試験に合否はその後の人生の岐路になるでしょう(まあ大抵そうだけど)。というわけで関西地区の裁事の受験を考えている方は気の毒でした。今年は定員が1名少ない。はっはっは・・・(エコー)。冗談言ってられるのも今のうちだけです。

 というわけで明日か明後日から上海へ飛んできます。なぜかって、こここここっこっこっこっここっちへおーいで〜♪ と呼ばれたもので。
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2005年09月09日

LG18法律相談所(但し責任は持てません)

 プロフィールなどの紹介文の変更が完了しました。いまさらですが、自分が法学書生であることを(5月9日以降の一週間を除いて)紹介していないLG18です。今日は真正面から取り扱ってみようと思います。

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2005年06月28日

採点結果

 「バケツでごはん」を読んでいたら時間が過ぎていました。せめて漫画を読むときくらいの集中力で勉強にも取り組みたいものです。この時期の太陽は7時を過ぎても沈まなくて好きですが、あとはどんどん落ちるのが早くなるだけだと思うと物寂しく感じます。

 適性試験の自己採点結果。
 第1部(推論・分析力) 39/50
 第2部(読解・表現力) 34/50 計73点。(100点満点)

 去年一昨年の成績(偏差値)と変わらず(か、若干悪くなったかもしれない)。私の推測では平均点は62〜4です。過去の経験と感覚だけでもの言ってます。
 ・・・何の成長もない。まぁ何の努力もしてないけど(やれよ)。
 第1部は満点もらったと思ったが、くだらないところでぽろぽろ落としてました。
 第2部も35点くらいだと思っていたとは言っても、(大学入試)センター186点の栄光も虚しく。年はとりたくないもんです。

 年といえば

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2005年06月26日

やっべいーび ひとまずー(2)

 これーで終幕ー。この曲のCM(サクセス)の使い方はホントにセンス悪くてかなりがっかりさせられましたが。いい曲なのに。
 というわけで、去年の適性試験に始まり、ようやく一区切りです。自分のなかだけでなんとなく。といっても、去年と同じようにまた秋からロースクールの試験が始まります。しかし去年とは少し位置付けが違うので。自分のなかだけでなんとなく。
 何はともあれ、終わりは始まりです。計画(目標)をきっちり立てないと勉強する気にならないことはこの1ヶ月半で体感したことなので、早く確たる目標をもってそれに邁進したいと思います。

 いつも試験が終わった後は遊びたくて矢も盾もたまらなくなって遊びに行くのですが、今回はほとんど勉強しなかったせいか、おとなしく家に帰ってきました。明日からまたバイトです。

 試験の話も少し。
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2005年06月25日

試験前日

 バイトでファミ通の付録を組みながら、「ファミ通のファミって何?」と言われる時代が来るんだろうか? と考えていました(もう来てるとか!?)。欠けた爪先がさらに切れて、深爪になりつつあるLG18ですこんばんわ。バンドエイドを巻いていたら指先が斑入りの葉っぱみたいに白くなってしまいました。

 明日は法科大学院の適性試験があります。今日は近場の大学(といっても1時間近くかかるけど)に勉強しに行きましたが、そこも適性試験の会場でした。明日私が受ける会場は2時間近くかかる大学で、何か納得が行きません。それも過去二回受けた大学(所要時間1時間半弱)よりもさらに遠くなりました。めんどくせぇ。

 最近ずっとそうなのですが、試験前日だというのに落ち着きすぎてるくらい落ち着いています。試験を1週間早く勘違いしていて、直前はろくに勉強もせずに友人と花札やってたのだから、この何日か勉強できただけでもラッキーというべきです。ただ、司法試験のときも裁判所事務官のときもそうでしたが、前日は落ち着いていながら当日(問題を解いてる最中に)パニクりました。去年の適性試験のときもそうでした。いずれも問題が予想より難しかったですが、もともと本番に弱い人間なので注意です。

 明日の試験に直接関係はしない目標ですが、4回目は受けたくないです。
 前日に特に勉強しておくこともない試験なので、とりあえず寝ようかと思います。おやすみなさい。
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2005年06月22日

すべての生○○は美味である

 免許証も届いていました。携帯とあわせて、拾っていただいた方にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

***

 先日、生パスタなるものを食べました。なかなかうまいものでした。ただ腹にこたえるのであまり量は食べられないですが。ビール、ラーメン、チョコ、クリーム、春巻、蕎麦、牡蠣・・・大抵「生」のつくものはうまいです。
 しかし、生肉がまずいとすれば、タイトルに挙げた命題は偽になります。

 すべての生○○は美味である   <全称肯定>
 すべての生○○は美味ではない  <全称否定>
 生肉(ある生○○)は美味である <特称肯定>
 生肉(ある生○○)は美味でない <特称否定>

 これをA、E、I、Oと名付けてそれぞれの関係を矛盾だとか反対だとか大小だとか称したりして、それぞれ法則があるみたいです。

 これはロースクール適性試験(LSAT)に頻出の演繹の基礎知識です。Aが真のとき、Oは偽であり、その逆もいえる。また、Aが偽であればOは真であり、その逆もいえる(矛盾対当)。といった具合です。

 論理「学」の基礎知識を習得していることと、質の高い法律家になれることとの相関関係は私には到底見出せない(法律家に求められるものは、生の(ときに筋の通らない)事実や主張を法的(論理的)に組み立てる能力であって、すでに(学問として)完成している論理をなぞるものではない)です。何も思いつかないから単にアメリカの真似事をしているだけのように思えてなりません。

 …というわけで、今日初めてちょっと問題にあたってみました。(試験)当日なんとかバイトの休みをもらえた(というのも、試験日程を間違えていた)ような有様ですが、携帯を落とそうが免許証を落とそうが試験日程を間違えようが(ホントにむちゃくちゃだ)、試験である以上、点さえ高ければ「法律家としての適性は高い」と認められるので、ちょっとがんばりたいところです。
 先日のドンの話によれば、適性試験の成績に対する各大学の信頼は相当に低いとのことです。一応私の愚痴がただの愚痴ではないということでよろしく
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2005年06月16日

「LG18麗しきフリーターの一日」の巻

 明日のためにも早く寝ないといけないんですが、最終急行で帰ってきて、テレビつけたらやってます日本ユース、ベナン戦。現在前半28分ですが、日本はボールが繋がらない・・・いやいや。よい子は早寝早起き。LG18です。

 今日もバイトに行って、そのあと学校で自主ゼミに参加……のはずだったんですが。
 5月8日以降、未だに気力が取り戻せてない。学校近くの友人の家(文字通りのボロアパート。一般的なイメージで言えばトキワ荘です)に上がりこんで花札を挑みました。
 現在連敗中で、何としても勝ちたかった(本気でやれば勝てると思っていた)ので、「1ゲームだけにしよう」といってやりはじめました。それが済んだら今日こそは(先週のぐだぐだ記事参照)ちゃんとゼミ行こうと思って、自転車も学校に置いてきたのです。

 ・・・が、大敗。またしても。
 そいつに花札を教えたのは自分で、プライドが許しませんでした。結局4ゲームやって、1勝2敗1引き分け。総じて負けで3連敗。ゼミが終わるよりも遅い時間になって、ついに実力で劣ることを認めざるを得ませんでした。(まぁ途中森田童子をかけられたり、有象無象の精神的ゆさぶりをかけられたんですけれども。)終わった後くたばって寝そべると、すすけた天井からパンツがつるしてあって、「ここは昭和やろう」と二人で笑ってました。近く故郷へ帰るんだそうです。

 負けたんで遠慮無く、そいつに自転車で送ってもらって電車で帰りました。乗り換えの途中の駅で、大学1年からお世話になっている、とある大学の関係者(個人的に敬愛を込めてドンと呼んでいるので、以降ドンと書きます)を見かけました。
 ああ、日本点取られたよ(関係無い)

 いつも有益な情報を提供してくれるんですが、自分は最近だれてるんでちょうどいいと思って声かけましたら、いつもの通り快活に喋ってくださいました。
 以降に挙げる大学名や教員名等はいずれも実在するものです。情報が(客観的)事実を多く含むものであること、また法律やってる人にはすぐに分かるので字を伏せる意味があるのか悩みましたが、一応伏せておきます。
 法律(ロースクール)に興味の無い方には無意味な情報ですが。
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posted by LG18 at 01:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律のはなし・受験記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月22日

平成17年度裁判所事務官採用T・U種(択一式)の試験解答(公式発表)

 はこちらです。

 家庭裁判所調査官補採用T種試験も同じです。
posted by LG18 at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律のはなし・受験記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月16日

試験解答速報

 某巨大掲示板にて拾ってきた答えとあわせてみたところ・・・
 教養 21/40 専門 18/30。 計39。
 予想ボーダーが40〜42。

 ・・・正答も、ましてやボーダーも、公式発表ではありませんが、もし落ちてたら慰めてやってください。たかが一週間、とはいっても、本気で受かるつもりでしたから。

 まぁ、同日開催の二次試験(記述)がダメだったんで(どのくらいの答案が求められるのか良く分からないにしても)、どのみち無理でしょうけれど。

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posted by LG18 at 04:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律のはなし・受験記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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