2006年02月27日

これで終幕(3)

 ギョーザがない! ショーユにラーユをかけて飲むオリンピックなんざ知ったこっちゃない

 詳細はこちらから。無駄に長い本文より的を得たコメントを読んでいただければ十分です。

 書きたいヴィドヘルツェルとか我慢して四十九日か森本平か

2006年02月11日

やる気あんのか

 私が本屋で働く理由は、(自分の興味に関わらず)より多くの情報が得られると考えたからです。実際思ったほど多くの有益な情報が得られるわけではありませんでしたが、考えてるほど何も得られていないわけでもありません。マガジンで連載中の人気漫画「KYO」の単行本に限定版が出ますが、ウチには入ってこないだろうとか。書き下ろしイラストが30点にものぼるそうなので、欲しい方は本屋よりもアニ○イトとかに行った方が手に入りますよ。
 といった具合です。

1.今日はスキを見て「ちゃお」(3月号)を読みきりの漫画を一つだけ読みました。「私だけの王子様」というタイトルも控えられました。
 顔がみな同じ、ハンサムな5つ子のうちの一人に恋した主人公が誰に恋したのかを探り当てていくうち、5人の顔だけでなく個性に気付くという、娯楽より教育が重要視された内容で、それはそれとして、作品としてみても(最後まで恋した相手が明らかにならない点など)、まあ目がデカすぎる以外特に不足は無いんですが・・・。

 「無感心」じゃねえ、「無関心」だ。(出てくるのは2箇所で、どちらも誤り)

 単なる誤植だと言ってしまえばそれまでですが、誰が読むのか。そのためにわざわざそんな話を描かせてんじゃないのか。お前らが作品に対して無関心なんじゃないのか。ちゃんと仕事しろよ少学館の編集部さんよ。

 どこか間違ってましたかね?

2.仕事終わってのち、文藝春秋(芥川賞受賞作)を立ち読みしました。まずは最初の5行。くだらない。頑張って斜め読み。何も来ない。めくってもめくっても、味がない。
 何かのオビで宮本輝の書評が紹介されていて、働いていた人にしか描けないものが随所に光ってるとか何とか。オビだからホメ言葉なんだろうなと思ってみましたが、落ちついて考えるとかなり苦し紛れで、取りたてて良いところもないけど、敢えて言えば、みたいな言葉を前に置くとしっくりくるような書評です。つまりそうだったんだと思います(さらに、その程度の言葉しかオビに載せられなかったということでもある)。
 見れば見るほど全く面白くないので、いったい何のつもりでこれを選んだのかと選者の書評を見てみると、全然説得的な書評が見当たらない。奥歯に物が挟まったような物言いだったり、憚りもなく付和雷同を公言したり。爺さんは一人好き勝手なこと書いてるし。
 「(該当作が)無いなら無いと、そう言えば良いじゃないか」
 「いやいやそういうわけにはいかないんでございまして、是非ともですね、この中からですね」
 実にくだらない。

 文章が上手いのは確かです(上手いというよりキレイと言った方が適確か)。賞を獲るほどかは分かりませんが、少なくとも私(素人)が描くよりは遥かに上手い。でもその素人に「だからなんだ」「それがどうした」と思わせてしまうのはどうなんでしょう。好み(価値観)の問題といえばそれまでですが、あまりに中身が無さすぎて、社割がきくにも関わらず買いませんでした。中身を読んでついに買わなかったのは今回が初めてです。

 まあ、何回かに一回はこういう作品ありますけどね。

2006年01月25日

いつもアンカー

 こういう話は誰しもがします。すなわち、自分は幼稚園のときはかけっこでいつもビリだった。ところが小学校に入ってからなぜか足が速くなって2年、4年、5年の時にリレーの選手に選ばれた。3年の時は補欠だったけどたまたま足の速い奴ばかり自分のクラスに集まったためで、現に一周近い差を開けて圧勝だった。ところが突然太り出して、6年ではまさかの徒競走ビリ。そして二度と晴れ舞台へあがることは無かった。結局それほどの差はなかったってことなんだ、というようなこと。

 今日私の言うアンカーというのはそれのことではなくて、つゆどんのことですね。今日のバトンはムービーバトンです。少し書いてみましょう。

 Q:映画は好きですか

 この点についてはブログを始める前から記事を書こうとして(つまりこれを書くためにブログを始めて)、未だに書いてません。覚えてる限りでは最初から引っ張って未だに書いてない唯一のネタです。保留。まあ好きなんだけど。

 Q:今まで観た映画でベスト5を挙げてください

 書きたい映画はありますが、通して観たわけでもないし、これも挙げません。「これを観ろ」というほど(良い)映画をたくさん観ていない。よく分からないけど、読書量の少なさよりも遥かに大きなコンプレックスがあります。

 Q:好きな俳優・女優を5人挙げてください

 同上。しかし人間(俳優)は映画よりさらに見れていない。この人が出てるから良い映画だと決め打ちして映画を観に行ける人は人生の勝者だと私は思う。

 Q:一番最近に観た映画は何ですか

 「THE有頂天ホテル」 またこれは何とも当たり障りのない。
 劇場で映画を観たのは半年ぶりぐらいでしょうか。

 Q:観た感想を聞かせてください

 面白かった、と一言言えばそれで全て表せる映画なんですが、ここまでがあまりにも乾いたコメントなんで、ちょっと無駄口叩いてみます。

 のっけから細かいネタで仕掛けてきて(「ぼくんち2」らしい)、作者の意欲は感じられるのですが、コメディと聞くと構えてしまうのが人情で、ちょっとのことでは笑わない。それは他の観客もおおむね同様のようで、会場全体に構えたような、堅い雰囲気を感じました。それはもちろん、自分の笑い声で他の観客の迷惑にならないようにという配慮もあります。
 そんなことにお構いなくドタバタ劇は続いていくのですが、ネタを重ねられていくうちにだんだんと笑いがこらえきれなくなってくる。個人的には篠原涼子が台車に腹ばいになって漕ぐあたりでああもうこれは駄目だと、笑ってしまいました。
 劇場の笑い声は大きくなる一方なのですが、自分も一緒に笑いながら、ふと考えてみると、大声出して笑っても、それが障害になって(展開が分からなくなって)笑えないということがない。笑い声で俳優の声が聞き取れないということもない。ちょっとこれは恐ろしいな、と思った次の瞬間にはまた笑わせられている。それもその多くは展開が読めていて、その通りになるのに笑ってしまうという、いわゆる王道です。
 もう最後の方になると、それほどおかしくなくても笑けてしまう。こっちでは負けたとして、話に収拾がつくのかということが気になり始めます。それも計算ずくのようにストーリーは収束に向い、もの寂しさすら感じさせます。
 小さなストーリーをたくさん散りばめてそれらをあちこちつなぎ合わせるという手法も、それ自体はありふれていますが、結構入り組んでいて、しかし誰が観てもはっきり分かって、かつ笑えるとなると簡単ではないはずです。豪華なキャストも無駄遣いがなく、各キャラクターがそつなく描かれている。でも個人的には、(客が)笑う間を取っていることの方により驚かされました。これをやれば客がどのくらい笑うかということ、つまり作品を客の視線で観ることができないとこういうことはできない。それに加えて技術的な問題ももちろんあります。
 最後は歌だけで無理やり終わらせてる、というところまで笑えせてもらえますが、YOUの歌が上手いことに驚かされて、エンドロールの最後まで観させられてしまいます。
 映画館から出るまで、年明けから何日も過ぎていることに気付かなかった人は、私だけではないはずです。

 どうも自分は映画に求めるものが多すぎるのかも知れませんが、今回は2時間以上笑わせてもらえたという点だけで十分かもしれません。行こうと思っている方は是非どうぞ。劇場にまで行く必要はないと思っている方は、どうぞ間と雰囲気を掴みに足を運んでください。家で観たら一番良いところが曖昧になるおそれがあります。

 こんな感じでいかがでしょうか。

 Q ではこのバトンを5人の方にどうぞ

 だからいつもアンカーなんだってば。ごきげんよう。

2005年12月22日

3億円への道

 あのときも、雪風の吹く寒さの厳しい冬だった。
 クリスマスプレゼントには特別なものを贈りたいと言ったあなたに、僕はこたえた。君がそばにいてくれればそれ以上求めるものはない。だから何も要らないんだと。
 かーっこいー、と冷やかされて初めて恥ずかしいことに気付くほど、自分の気持ちを素直に吐いていた。幸せというのは、そういうことを指すのかも知れない。
 幸せを得るために、それを維持するために最も必要なのは、覚悟だと思う。今なら言える。

 「あなたといることの幸せの重さに耐えきれない」という書き置きだけを残して去ったあなたが私に教えてくれたこと。この時期が来ると思い出す。

***

 前後賞あわせて3億円の宝くじが発売されています。私も一枚買いました(2億一点買いです)。今年のコピーは「億万長者へひとっとび」でしたか。いつもコピーに難癖をつけてるようで、特に恨みがあるわけではないのですが、確かに三枚買うだけで3億円を手にするんだから「ひとっとび」には違いありません。でも、(一般人にとって)億万長者になるための最も近い方法である、という風に錯覚を起こさせているように思われますね。そこがコピーのコピーたる所以と言われればそれまでなんですが。
 例えば甘いラブ・ストーリーでも書いて、それが当たって映画化だドラマ化だなんてのも、まあ億万長者ですよね。と思い立って書いてみたものの、これでは3億は程遠いですね。でも私にはこの方が(宝くじよりは)まだ近いかなと思うんですけども。

 どちらが近いかなんてことは比較できないし、近いから得られるものでもなければ遠いから得られないものでもありません。それはわかります。でも、本当に3億円が欲しいのなら銀座かどこかの売り場の1番窓口に一晩並んで券を買うより、何か自分なりに方法を考えてみる方が近い気がするんですけどね(実は「近い」ことより「気がする」方が重要なんですが)。
 最後に、(一般人が)膨大な大金を手にする場合は大抵あっという間だと思うので、億万長者へひとっとびするのは宝くじに限ったことではないということを加えておきます。

 まあ、どっちにしても無理なものは無理なんで、せめてLGにくらい有給休暇やら恋やら羨ましいことをさせてやりたいだけなんですけどね。

2005年12月20日

邦楽で綴る現在以前

 先日テレビでaikoが30歳になったと言ってました。自分とあまり年が変わらないと思っていたら、自分ももうすぐですよ。「いつの間にか僕らも若いつもりが年をとった」最近自分の年齢と携帯の番号を正確に把握できなくなっているLG18ですこんばんわ。(暗い話ばかりやたら詳しいのはもともとです)

 今日は名曲「愛しいロシア」を紹介します。
 私はラジオで放送されたものを何度も再生・録音を重ねたテープでこの曲を聴いていました。今から考えればその音質たるやひどいものですが、当時はそれをありがたがって聞いていたものでした。
 また、当時は歌詞が今ほどところどころに表記されておらず、テープを再生してはノートに書き取るということをやっていた頃でもありました(世代が合えばきっと誰もが一度はしたはず)。そのメモを掲載します。

 輝くことさえ忘れた街は ネオンの洪水*****の群れ
 腐った野望の**黙りの中 見上げた夜空を切り刻んでいた** 夢のない

 ――よく分かりませんがものものしいですね。知ってる人はもう分かったかと思います(逆に知らない人は最後まで分からないかもしれない)が、先を続けます。

 輝く星さえ見えない都会で 夜空に終わりを捜し求めて
 この世にかざした細い指先 答えを探し求めている
 揺れて揺れて今心が 何も信じられないまま
 抱いていたのは ロ・シ・ア
 揺れて揺れてこの世界で 愛することもできぬまま
 悲しいほど鮮やかな 花びらのように

 ロシア愛した君には ロシアしか好けない
 ロシア抱きしめられない ロシア愛しすぎて

 *参考資料はこちら

 ――メモをとりながら、歌詞としてのインパクトと、そんなにロシアが好きなのかと感心したように記憶しています。抱きしめられない理由は愛しすぎるほかに、ロシアが大きすぎるからだと理解していましたが、その前にある「抱いていたのはロシア」と整合せず、結局「揺れて揺れて――何も信じられない」とあるから(ロシアを愛するあまり)錯乱状態にあるのだと理解してました。
 そしてロシアに夢中だから、(あなたのことを)「愛することもできぬまま」なのか、と。

 間奏でリクエストのハガキが読まれてそこで録音を切っているので、この先はありません。もっともそれほど変化はないでしょうけども。
 こじつけじゃないかという指摘はもっともかと思いますが、珍しく歌詞がほとんど聞き取れたことに加えて、本来の歌詞が自分の語彙に存在しなかったため、歌詞の方が違うという可能性は全く考えられなかったです。つまり、いかにロシアに結びつけるかというところから始まっているということです。
 そして昨日の粉雪ではありませんが、この曲を「ロシア(左翼?)」と仮に名づけ、ただロシアじゃ足りないなと、「愛しいロシア」と命名して、何年も後にルナシーファンの友人にアルバムを借りるまでそのままだったということです。
 その友人ともども周りから散々笑い者にされ、しばらくあだ名がロシアになったというのはよく聞くオチですね。

 でも、実は今でも「ロシア」の方が良いんじゃないかとどこかで思ってるんでしょう。でなきゃいちいちこんなこと書かないと思います。
 最後に、歌詞についてはその性質に鑑みて法には触れないと判断して掲載しています。二次使用を止めはしませんが、至るところに誤りがあるので使えないと思います。それと、もしあるのなら「ロシア」の著作権はLGに帰属しますので、「ロシア」のコピーはご遠慮下さい。誰がするかってね。

 倉橋ヨエコのニューアルバムが知らないうちに発売されてました。また前作みたいなのだったら金の無駄なんで買うのは試聴してからにしたいのですが、マイナーの悲しみか、まず試聴なんてないですね(あるとしたらタワレコぐらいか)。もっとも、ブレイクの気配を見せていますが、そうなったらいよいよ聞けないでしょうね。そんなところでルナシーと繋がらなくても良いのに。

2005年12月18日

LG18有給休暇

 本日LG18は休暇を頂いておりますゆえ記事を書くことはできません。代わりに街で拾った声をまいておきます。

 こなーーゆきーー♪
 A「この歌誰が歌ってんの?」
 B「なんで(気になるのか)? 良いのか?」
 A「いや別にそういうわけじゃないけど、よく聞くから」
 B「『粉雪』やで」
 こなーーゆきーー♪
 A「いや、だから誰が歌ってんの、って」
 B「レミオ、ロメン……」
 A「って誰?」
 B「知らん(笑) 適当に言ってみただけ」
 A「知らんやつを?」
 B「そうそう」
 こなーーゆきーー♪
 B「タイトルは『粉雪』で間違いないねん。こないだテレビで見たし」
 A「それで誰なん?」
 B「レミオロメン……レミロオメンかな?」
 A「お面なん?(笑)」
 B「いやそういうわけじゃないと思うけど、分からんな」
 A「レミオ……」
 B「メロンではなかったと思うんよね。多分やけど」
 こなーーゆきーー♪
 B「『粉雪』なんやけどなぁ」
 A「そりゃこんだけ粉雪粉雪言ってんだから『粉雪』やろう」
 B「いや、乾いた乾いた言ってる歌で『乾いた』じゃない歌あるで」
 A「東大阪の兄ちゃんがクネクネしてるやつやろ」
 B「そう、それ」
 A「じゃなくてさ」
 こなーーゆきーー♪
 B「あ、あっこに『粉雪』あんで」
 B「うわ! 本当にレミオロメンや! しかも合ってるし」
 A「ふーん」
 B「当たった、すげぇ。適当に言っただけやのに。俺もまだ若いで」
 A「それで誰なんやろう」
 B「レミオロメン(笑)」
 こなーーゆきーー♪
 B「こなーーゆきーー♪」
 A「伝染るなよ。ってかさ、もう粉雪に名前変えれば良いんじゃない?」
 B「そしたら次の曲どうすんよ」
 A「『レミオロメン』で」

 注):最初に断ったように、今日はLG18はお休みです。ですので、AとBのどちらか、あるいは両方がLGであるという邪推はアタリマセン。

2005年12月08日

寄生大好きっす

 初めて少女漫画を読んだ。「Paradise Kiss」(矢沢あい/祥伝社)。人気作家が書いたってことと、五巻で終わるなら読めるかなって思っただけ。何もあのヘンな服やキャラに魅かれたわけじゃないんだから、勘違いしないでよね。
 でも正直面白かった。うまいなって思ったのは、あの話に出てくる人間が本当に居るってこと。キャラクターにリアリティがあるっていう、硬い響きじゃないのよね。強いて言えば、主人公だけ私は見たことない。でも母親から想像して考えれば、足が無いような存在ではないよね。キャロ…カカロットだっけ。

 でもやっぱり漫画じゃないなあって思った。前に「シガテラ」の読書感想文を書いたとき、小説と漫画のハーフぐらいだって書いたけど、これは漫画とドラマのハーフぐらいだと思う。前半にとくに多いんだけど、ページ数とか心の声とか、古典どころか化石のような形式を踏むくだりは心底うんざりさせられたんだけど、ひょっとしたら形式だけでも漫画にしがみつきたかったのかもね。そうだとしたら、やっぱり少年(?)漫画より拘束の強いジャンルなんだろう。
 ああ、そっか。違うよね。読者の目を気にしなきゃいけないから、男より女の方が他人の目を気にして、それに同調しなくちゃいけないから、どうしてもあんな風になるんだよね。ってカンジでもっともらしいこと書いとけばこれでOKだね。でも雑誌の宣伝はやりすぎてて痛いよ。「ごきげんよう」の小堺さんのライオンの宣伝より痛い。

 あと、これが一番痛いんだけど、5巻はいらないと思う。別に4巻の終わりを正確に覚えてるわけじゃないけど、話全体のうち最後から1/5はいらない(まあ私はイザベラが好きで、最高の見せ場があったからまだ腹の虫もおさまったけど)。体裁を整えなきゃならないのなら、たとえば文化祭のあとのうちあげのとこで切れば良い。パラキスに限らず、そもそもなんで話を終わらせなきゃならないのかが良く分からない。古谷実はラストがとんでもなく下手だけど、それは全然関係ない。そういう話をしてるんじゃないの。

 ああ、文句ばっかり書いてるみたいに思われるかもしれないけど、とっても面白かったよ? でなきゃこんな面倒くさい文体で書かないよ。ジョージには本当に憧れる。あんな最低な男になって女を振りまわして振りまわされたいと。あの母親(梢?)も本当に良い。でも現実に親があんなのだったら人生振りまわされるほど傍迷惑なのを、私は見た。視界に映るか映らないか、ギリギリの境で。だから単なる無いものねだりだ。電話したきゃすりゃいーじゃん? 私はそういう人間だ。
 最後に、この漫画、一箇所だけ泣きかけた。どこだったかは秘密、というかどこだったか忘れた。

***

 煮え切らないんで最後に2つ。
 1・イザベラかっこいー
 2・この漫画と「ヒミズ」は同類項だと思う。4、5巻で終わるってところじゃなくて(笑)、どちらかが面白いと感じたらもう片方も面白いと思う、はず、という意味で。さあその理屈が男女の溝を埋められるか否か。私にはどちらも甲乙つけがたく、でもやっぱり同類に思えます。

 明日上海へ飛びます。現地の友の言を信じ、着の身着のまま心のままで。何にも用意はしてませんが、とりあえず旅券だけはもって。

2005年12月05日

××は遠きにありて想ふもの

 昨日ここで偉そうに吹聴した「正解」が本当に正しいのか、寝る前にわかに不安になって眠れなかった小心者LG18ですこんばんわ(「小心者」は前にも使ったな)。本当に自信がなくなりました。正解引き続き募集中です。よろしくお願いします。

 そのときふと自分の年齢を口に出して、いかにも実感が湧かなくてまだまだ子供だなあと思って寝たのですが。

 ひとしきり試験も終わったし、今日を区切りにまた裁事(裁判所事務官)の勉強を再開しようと思って(近々このブログも幻の裁事ブログ復活! となる予定です。)、まずは散らかり放題の自分の部屋を整理しました。これが丸一日かかっても全然終わらないほど大規模に展開してしまって、現時点でゴミ(紙)が9号のダンボールで二箱ほどあります。年末の大掃除と過去の清算も兼ねての整理を一日で片付けるのは無理だったか。
 捨てるか置いとくか悩んだのは昔のカセットテープ(聞くことないけど他の音源を持っていない)で、とりあえず中身のわからないものを逐一再生して聞いてました(そりゃ一日かけても終わらんわ)。
 今夜、その中からご紹介するのは松任谷由実の「Hello, My Friend」です。この曲はLGが初めてラジオで聞いた思い出の曲なんですが。・・・危うく泣きそうになりました。電波の悪いラジオの録音が当時を思い出させなくもないですが、それはせいぜい先週のJC(ジャパンカップ)がぶっちぎりのレコードだったことと同程度の感慨ですね。
 これが年をくったということなんでしょうか。テープは即捨てました。金属のゴミ箱なんでカツーンという音を期待したんですが、既に捨てたゴミで一杯になっていて、音になりませんでした。

 因みに(正確な)歌詞はリンク先を見るまで知りませんでした。ラジオの音はひどく、聞き違えることもしばしばでした。そのなかでもロシアへの熱い想いを歌った「愛しいロシア」は身内で伝説化した聞き違えなんですが。それはまた明日にでも。

2005年12月01日

情報求ム。

 おもむろにテレビをつけたら映画が二本終わってしまいました。一本は「世界がさかさまに見えるだろう、フェルナンド」で、一本は走って逃げるトヨエツの背中に銃が打たれてました。井川遥の「さよーならー」に応えてたんで死んではいないようですが。
 後者は「砂の女」のラストを逆転させたもの(そのためには作品の雰囲気も変えなきゃいけない)を彷彿させるような映像でしたが、いずれにしてもこれだけでは何のことだかわからない。良い子は早寝のLG18ですこんばんわ。

 おもむろに冷蔵庫を開けて水分補給を図る私をあざ笑うかのようにエマール(しかも詰め替え用)が並んでいて、ひとり暮らしの頃を彷彿させる、なんて気の効いた演出はなくて。

 求める情報は何かというと。
 博多から日帰りで行けるお勧めの場所を教えていただきたい。ゼヒ(よく誤字やるからカタカナ)。
 参考までに現時点で私が行きたいと思っている場所とそうでない場所を挙げておきます。ここで最も求められる情報はここに挙げられていないお勧めの場所です。

 とても行きたいところ;指宿方面 霧島方面 桜島 (鹿児島県ならどこでもいいです)
 ぜひ行きたいところ:熊本城 阿蘇山 草千里 (熊本県の海か山なら)
 行ってみたいところ:宮崎県 日南海岸 他云々 (ごめんなさいよく知らないのです)
 友人に勧められたところ:湯布院別府付近の温泉 (黒川温泉は高過ぎる)
 とりあえず結構です:佐賀長崎。やっぱちょっとでも遠くへ行きたい(ごめんなさい)

 以上の列挙の趣旨に鑑みて北(朝鮮半島)と東(本州)には興味が向いていないことを汲んでやってください。湯布院より長崎の方が遠いんじゃないのか(よく知らないけど)というツッコミは勘弁です。テーマパークも勘弁です。あと、さだまさしが僕は半分梅が枝餅を食べたと歌っているところも興味ないです。というかあの人は観光地歌案内人(なんだそりゃ)気取りで旅行会社のCMでも狙ってるんでしょうか。
 鹿児島は博多から日帰りではかなり厳しいという情報を入手しましたが、そう聞くとますます行きたくなりました。目的の無い旅が良いなんて言ってみたところで実行しても迷子になるだけだろうし。

2005年11月20日

五行で終わる読書感想文「五分後の世界」

 うつ(鬱)とか不眠とかを自称する人って、芯から弱い(脆い)ものかと思いきや、案外図太かったり勝負強かったりするんですよね。そうでない場合はひどくわがままに映ることが多くて、世間からは「患者さん」みたいな目で見られます。

 他人の言うことはもっともらしく聞こえるのはなぜだろう?

 おことわり

2005年11月12日

「モラル」がない

 今回の件につきましては、本当に申し訳ございませんでした。心よりお詫び致します。

 ガタッ。パシャッ、パシャッ。ぺこりパシャシャシャパシャパシャ

 ――とまあ、先に謝っておけば大抵のことは許される、ということにしておいて。(後にまた記者からの攻撃を受けることになりますが、それは随時挿入します)

 兼ねてから勤め先の本屋で森本平の「モラル」を取り寄せようとして、術師(勤め先の人間のあだ名・たまには書いとかないと、ってことで詳しくはこちら)にお願いしていたんですが、(術師の)仕事が忙しいとかでうやむやになってたんですね。

 記者「ということは、あなたはこれまで『モラル』を持っていなかったということで間違い無いんですね?」
 LG「ええですからその件に関しましてはですね………」
 記者「どうなんですか!? はっきりしてくださいよ!」

 それがいざ取りかかってみると、検索結果がこちらです。

 記者「ちょっと待ってください! これってPCがネット環境にあるだけで誰でも簡単に得られる情報じゃないですか! あなたは『私は日本一の森本平だ』などと言っておいて――」
 LG「そのようなことを言った覚えはありません。私は自分が森本平であると言ったことは、ただの一度もございません」
 記者「とにかく、日本一を公言しておきながら、この程度の操作も他人任せとはどういうことなんですか! はっきり説明してください!」
 LG「え?(聞こえないふり)」

 検索画面を見ていただければお分かりのとおり……

 「モラル」だけがない、森本平にモラルだけがないよ。他は全て揃っているのに。orz
 いや、まあ下2冊も注文できないようなので(買えない点で)状況は変わらないと言えますけども。(たまには書いとかないと、ってことで、森本平と日本一について詳しくはこちらです。)

 記者「あなたは『モラル』の宣伝をしてるふりをして、自分のブログの宣伝をしてるんじゃないんですか? さっきから自サイト内のリンクばっかりじゃないか」
 LG「あー。うー……」
 記者「古いネタをやるな」

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2005年10月23日

A loser

 今日勝てばルドルフ以来の無敗3冠達成という「レキシテキシュンカン」を目撃するためにLOSESへ足を運びました。お守りに単勝7番を一枚100円で買ってその場にいる多くの人と騒ぎたい。お祭りからも避けられそうなLG18ですこんばんわ。

 三時半に現地入りして、さっさと新聞と鉛筆を拾って、いざ画面を見てみると・・・

 単勝オッズ 7番・1.0倍

 おいおいおい。それじゃギャンブルが成立しねーじゃねーか。
 いや多分、多分ですが、1.1倍ついたと思います(払戻受けてないから知らないけど)

 ともかく、これで私のヒネクレ心に火が点いた、というのか、何と言うのか。
 結局7番を避けて馬連1点100円買って、「レキシテキシュンカン」を目撃してきました。隣のおっさんは3連で当てたらしく興奮してました。単ならまだしも複だったら20倍付かなかったんじゃないですかね? まぁ私には関係無いのでさっさとWINS FOR JRAをあとにしました。
 私も一応、これでも10年以上ミーハーに見てますけど、次元が違いましたね。菊ですよ? お願いしますよ。もうちょっとぐらいヘバってくださいよ。
 あとで友人に聞いたんですが彼の蹄鉄は減らないそうですね。空駆ける馬ですか。

 見るだけじゃあおもしろくないんですねぇ。やっぱり買わないと。とはいっても年を経るごとにどんどん掛け金が減っていってとうとう最低額になりました。やっぱり7番買ってお守りにすればよかったか。

 競馬の話でした。
 

2005年10月07日

膝下の直球、判定はボール

 警官が痴漢で捕まって容疑を否認しているというニュースがありました。神奈川県警でしたかね。
 痴漢の報道があるたびに思うんですが、どうせ触るのなら、私なら胸やお尻ではなくて、頭を撫でさせて欲しいですけどねぇ。胸やお尻を触れる関係になることより、頭を撫でて受け入れられる関係の方が私にとっては数段難しく思われるし、また快楽なんですけどねえ。
 でもまぁ女の人からすれば頭を撫でられても気持ち悪いことには変わりはないから、やはり痴漢になると思うんですが、未だ「頭を撫でるなどの痴漢の疑い」というフレーズを聞いたことがないことを考えると、やはり私が変態の上をいく変人ということなんでしょうかね。でもおっぱいやお尻を触りたがる人っていうのは、単に柔らかい物を触りたいだけ(官能を追求してるわけではない)のような気がするんですが……。
 かねがね思い当たっていた頭フェチをついに公表してしまったシラミLG18ですこんばんわ。髪フェチではないです、念のため。

 「願望百っ景」という本が少し前から売り出されています。中をちらっと見たんですが、倉ヨエ(倉橋ヨエコ)に通じるものがありますね。この本が(並の)本屋に平積みされるということは、あの価値観がそれなりに世間から受け入れられているということだと思うんですが、本家の方は未だブレイクする気配がないですね。やはりあの声が障害になってるんでしょうか。
 私個人の好みとしては濃ければ濃いほど良いので、あの声でなければ価値を感じないし、ピアノ一本の方が映えると思うので売れるかどうかなんてことには興味がないです。「百っ景」についても、切実さに欠ける点も見受けられる(ふっと白ける瞬間がある)ので微妙です。100揃えたという生真面目さが裏目に出たのでは。でもその微妙さが世間には良いのかもしれないですね。

 あのテイストそのものがもともと好みの人間から言わせれば、ああいうのが(大々的に)売れるというのはどうかと思うんですけどね。

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2005年09月12日

飲ま飲ま飲まイェイ

 選挙から一夜明けました。フタを開けたらびっくり3分の2以上の議席を確保で、これで郵政民営から真珠湾攻撃まで何でもできます(ん?)。まぁ前から大概やってましたけども。
 敗軍の兵、将を語らず。拷問は勘弁のLG18ですこんばんわ。

 「マイアヒー」(恋のマイアヒ・オゾン)を初めて視聴しました。それも友人に教えてもらって。あのノリはかなり好きです。
 自分が働いてる本屋はCDも置いてるんですが、このCDは隅っこに置いてあるだけで、店内でかかったこともありません。私がCD担当だったら絶対もっとプッシュしますけどね。ただ飽きられるのも早いと思われるので素早く捌かないといけませんが。
 で、調べてみたら、本来は「"DRAGOSTEA DIN TEI"("WORDS OF LOVE")」というこの曲、ヨーロッパ中で売れてるらしいです。早い話「マイアヒ」はパロディに位置するわけで、あんな風にするには当然アーティスト側の承諾をとってのこととは思います。それにしても「キープだ牛 あずかりDAY 並フェイス 大きい笛入れ」等を現地の言葉に訳して(までして)承諾を得ているのかは少々気になるところではあります(「あロン」とかは訳しようもないし)。いくら遠い外国とはいえあれが(400万枚売ったという)オリジナル以上に売れた(ことの意味を知った)ら、どうなんでしょうねぇ……

 聴いてる(というより見てる)分には楽しいから良いんですけどねー。

2005年09月08日

頓挫

 先日放送された高校生クイズ、決勝だけちらっと見ました。「問題。『MONSTER』や『20世紀少年』、『プルートウ』などで知られる――(ポーン)」正解は高校生の言うとおり浦沢直樹、ですが(ありがち)、ここで私が思わずツッコミを入れた言葉は――
 その通り、正解は「『YAWARA!』だろ」です(世界柔道2005と答えたアナタは読みすぎです)。まぁあの歳で擦れてる彼らならどのみち正解するから関係ないんでしょうけども。

 その「プルートウ」(1・2巻)を読んだら、アトムが読みたくなりました。とりあえず「鉄腕アトム大辞典」のゲジヒトとプルートウの項だけ読んで、キン肉マンみたいなノリに少々とまどいながらも両方ともこの先楽しめそうだと感じました。ちなみにブラックジャックも載ってましたが「鉄腕アトム」に出てくるんでしょうかね? 逆は読んだことありますけども。
 それから「ブラックジャック」のコミック文庫もそうですが、作者でもない人間の下らない文章で頁数を調整するのは不快極まりないから止めていただきたい。書く方も恥というものを知らんのか。
 まぁ興味のない人には面白くもないだろうしこのへんでやめましょう。

 ――というところまで書いたところでPCが動かなくなって、怒りを覚えつつ一から書きなおしたら、このあと何を書くつもりだったのかすっかり忘れてしまいました。蛇足をつないで終わります。

 「プルートウ」といえば、私が本屋に勤めた初日に客に聞かれて、私が知ってるほど有名な漫画が無いはずがないと必死に探したけど特別版しか見つからず、結局品切れで客を逃したのを覚えています。売れるのが分かっていてみすみす取り逃がすなんてもったいないと思いましたが、その後も客に聞かれつづけたにもかかわらず、入荷されたのは1ヶ月以上もあとだったという。
 そんなものなのか、ウチがいいかげんなのか。

 どのへんがキン肉マンかって?

2005年08月22日

たまにはソーメンのごとく

 チューハイの元祖、タカラ缶チューハイはペットボトルに詰められたものも売られていますが、名前は缶チューハイ(CAN CHU HI)です。缶じゃねーじゃん。
 (酒に)一番強かったのは大学のクラブの新歓のとき、つまり生まれて始めて酒を呑んだときです。そのときはたしか生中3杯飲んでも大丈夫だったけど、飲むごとに確実に弱くなって、今や缶チューハイ1本飲んだらまっすぐ歩けません。てかウォッカで割ってる(のが主流であり、今私が飲んだものもそうだ)から酎ハイじゃないし。何もなくとも笑ってしまう「笑い下戸」のLG18ですこんばんわ。はっはっはっ。

 さてかなり前後不覚であんまりブログを書くには適していませんが、勢い(だけ)で小説の趣味とか公表してみようと思います。願わくは明日の素面のわたくしに削除されんことを。

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2005年08月16日

「壇」は死なず、ただ居座るのみ(邪魔だ)

 ○島易断の暦が先日発売されたのですが、表紙に「著作権所有」て書いてあります。小さい字で。これは返り討ちを食らう(私自身が無知を晒す)結果になるかもしれないのですが、権利を所有するってどういう意味なんですかね? たとえば「甲土地所有権を所有している」とかって、何を所有してんの? って感じです。
 権利は帰属するものです。少なくとも私は試験ではそのように書きます。スランプがブランクになりつつある受験生LG18ですこんばんわ。厄災に水をさされた形になりましたが、傷も大方癒えたことですし、再び勉強を再開することを宣言します。

 さて、ここ最近はもったいないことにこのへたれブログにプロの歌人の方が複数訪れてくださっているようなので、せっかくなので歌のことを書いてみようと思います。

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2005年08月15日

「日本一」はその後どうなったか?

 私 「あれ、今日は仕事休みじゃないんですか?」
 店員「いや、今日俺出勤」
 私 「ずっと休みないですよね?」
 店員「うん、7連勤かな」
 私 「うわ、ひどいですね」
 店員「いや。俺はまだマシな方。13連勤とかある人いるから」
 私 「13日もですか!」
 店員「『本屋の連勤術師』」
 私 「焔のバイトですねー。手袋はめてダンボール運びまくるんですよね」
 ムードはなごやかです。(この人は数少ない話せる店員です)

 お前もしかしてそのマニアックなネタを披露するためだけに書いたんじゃないだろうなという鋭いツッコミは勘弁です。LG18ですお手柔らかに。

 「日本一森本平をプッシュしてる」とか言って、何もしてないんじゃないのかと思われている方がおられるかもしれませんが、そんなことはありませんよ。「森本平を知ってるか?」「知らん」「イケてないなぁ! 駄目だ駄目だよそんなことでは」と、このように友人に触れ回っております。我ながら涙ぐましいほどに地道な活動ですがね。

 さて、上の記事を書いてから4ヶ月が経ちました。今読み返すと、森本平が歌人だということすらどこにも書いてなかったりする自己本位きわまりないブログですが、言うまでもなく(?)本ブログは公的な価値を一切持たない、要するにわたくしLG18がその日の思いつきを記事にしているだけのブログなので、「こんなブログが一番のガイドでは、森本平とやらもたかが知れている」などと誤解しないようにだけ、お願いします。そんな人いないとは思いますが。

 それどころか…
 今だから書けますが(書いて良いのか?)、4月5日の時点で、氏の作品はギョーザの歌以外に数首しか知らなかったんですよね。まぁ直接書くわけじゃないしまさか誰も気付くわけもないし…と高を括っていたところ、わずか10日で看過されました。ネットの威力を思い知りました。コメントを下さった方には読んで下さって感謝しています。
 その後もなあなあで不勉強だったのですが、このたびこのブログを読んで私がろくに作品を読んでいないことを看過した(そりゃそうだ)森本平さんご本人から最新の歌集を頂くことになりまして、それが届きました。同人誌と機関誌、さらには直筆の手紙が添えられていまして、森本平ファンにはたまらない(!)包装パックごと家宝ものであります。今回はこの5点セットを特別価格でご提供・・・なんて罰当たりなネタは思いついても書くもんじゃないですね。自粛。

 まだ届いて間も無いので目を通す程度しか読んでいませんが、まずは目に辣油をさしたらどれくらい痛いのか検証しないとこれからゆっくり読ませて頂いて、いつかきっちりお礼をさせていただかないと。

 とりあえず、森本平は面白いですよ!(どんだけ能の無い宣伝やねん) 一家団欒殺し合いの際には是非一冊!

 次の歌集に反映されるようなブログを書いていきたいものです。

おことわり

2005年08月13日

芥川賞の読者層

 プラスチック消しゴムがプラスチックでできていることが未だに実感できないでいるLG27(1.5倍)ですこんばんわ。

 バイト先の口うるさい社員は、開店するまで自分の趣味の音楽を店内放送しています。斉藤和義、DEEN、スピッツ。趣味と年齢が同時に悟れるラインアップです。今朝は左右MANブラザーズバンドの「あの娘の尿道」をエンドレスにされて朝一番から精神的痛手を負いました。いかに私が変質者であっても尿道がいつもすぐ心に溶けこむということはあり得ません。

 仕事が終わったあと、文芸春秋をレジへ持っていくと、尿道フェチ(言い過ぎ)も同じものを持っているではありませんか。「同じ本買うんやな」と、やや驚いた様子でしたがこっちも全く同じ風に感じました。

 「おまえが読むのか?」

 しかし私のような人間しか芥川賞を読もうとしないとすれば、賞はとうになくなっていますね。考えてみれば当たり前のことです。
 そんなことだから未だにプラスチック消しゴムがプラスチックでできていることが実感できないんだ、全く。

2005年08月08日

読書感想文「シガテラ」

 「金色のガッシュ!!」と「金色のガッシュベル!!」はやっぱり別物だったぞ。原作は同じだが作画者が違う。本屋の店員の言うことを信用しろよ友人。ちなみに今公開中の映画のタイトルは「ガッシュベル!!」ですが、絵を見る限りでは「ガッシュ!!」(よく知られている方)のようでした。よぅわからん。
 どうでも良いよと言わないで。平身低頭LG18です。実際ホントどうでも良いけど

 友人の強い薦めで「シガテラ」を読みました。最終巻は一昨日(だったと思う)出たばかりなのでネタバレNGの方は途中スルーして、最後の段落だけ読んでください。今日書きたいのは実はそれだけです。

 実はこの作者の漫画を読むのは今日が始めてでした。友人にも指摘された通りたぶん「稲中」世代でした。でも私は卓球部だったので、(読んでないからわからないけど)当時世間に敷衍していた卓球の陰気なイメージ(無論それは歪んでいる)によりかかったギャグ漫画なんてさらさらごめんだとことさらに拒否していました。今でも中学時代は卓球部だったと言うと、人によっては「稲中やろ(?←「?」をつけるべきなのか私には判断できない)」などと言いますが、「んなわけないやろ」と言いながらどういう意味か分かってません(判断不能)。読むのはまだしばらく先のことになりそうです。

 んで、「シガテラ」。最初絵を見たとき、「幕張」に似てるなと思ったんですが、多分こっちが元祖でしょうね。画面の作り方は思ったより上手かったですが、絵そのもの(特に女は、腰が妙だったり顔と体のバランスが悪かったり、なにより男に比べて圧倒的に描き分けができてない)はギャグ漫画作家の域を越えないですね。
 しかし、作品はシリアスです。随所に散りばめられているギャグも、創作レベルでストーリーの一部を構成していて、創作に取り組むスタイルが手塚治に近いと感じました。何よりこれがデビュー作だといわれても何の違和感も感じない程の青さが熱を感じさせます。以前も書きましたが、このような創作のための創作者は創作者としてリスペクトします。

 私は内容には価値を持たない人間なのでコメントは控えます。描き方として、主人公はじめ作中の男のような思考回路は基本的に理解できないです。一例を挙げておくと、こんな感じです。「童貞」などそもそも存在しない(自分の利き手でとっくに喪失してるだろが)という意味です。でも高校男子は一般に多かれ少なかれ思い当たるフシがあるのでしょうから、やはり私は筋金入りの変人なのでしょう。それはさておき、この妙なリアル感は評価できます。高校生にこれほどのリアル感を持たせるというのは、作者は(偏執気味の)変人なのではないかということを個人の感想として述べておきます。
 ラストは素人並みに下手なように思いました。とりあえず終われば良い(あとは自分で面白いように再構築すれば良い)ので基本的には価値はおかないです。ただ、女が南雲でないことには妥協を感じました。

 キャラクターについて、男では唯一谷脇が好きです。こいつとなら友人になれそうです。今ならね(笑)女は全体的に妙なリアル感が評価できますが、絵自体のそれと併せて考えて、あまり触れていないと思われます。この点については友人も同意見でした。

 この漫画を含めて最近の漫画は良くも悪くも漫画でない漫画が多いです。今回の作品は漫画と小説とのハーフぐらいでしょうか。最近では「バガボンド」を読みましたが、こちらはほぼ小説ですね。「ブラックジャックによろしく」などに至ってはもはやエンターテインメントすら放棄しているようにも思われます。それはそれでどうかとも思うんですが。
 とりあえず言えることは、近年、文章で書かれている小説は漫画形式の作品より二歩三歩遅れをとっています。(ごく一部の作品を除いて)どだい面白くない。漫画家の方が小説家よりも求められる要素が数倍も多いのだから、単に小説家の方が能力が劣っているだけだと思います。友人は才能のある奴からそっちへ行くんじゃないかといってました。
 余計なこともたくさん、長々と書きましたが、熱が伝染ったという感覚です。私はプロのエンターテイナーではないうえに即興なので――言い訳はいかん。もっと面白い記事を書かないと。
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